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無能だって自信があればかっこいい!? 菜々緒、“ド下手なクレーンゲーム”でもギャラリーを魅了<無能の鷹>

はんざき朝未による人気コミックスを実写化したドラマ『無能の鷹』は、有能オーラが半端ないのに圧倒的無能というヒロイン・鷹野ツメ子を中心に展開していく超・脱力系お仕事コメディ。鷹野を演じるのは、テレビ朝日ドラマ初主演となる菜々緒だ。

10月11日(金)に放送された第1話では、“デキるオーラ”を漂わせる鷹野ツメ子(菜々緒)がクレーンゲームにチャレンジ。プロ感あふれる振る舞いに、どんどんギャラリーが集まってくる事態になった。

◆何をしても絵になる鷹野ツメ子(菜々緒)

ITコンサルティング会社・TALONの採用試験で、有能オーラを漂わせ見事合格した鷹野。しかし、じつは鷹野は、仕事のほとんどをこなせないほどの無能だった。

さらに鷹野の“無能っぷり”は、プライベートでも発揮されることに。

ゲームセンターを訪れた鷹野は、クレーンゲームの景品をじっと見つめると、どう攻略するか考え始めた。

あごに手を当てさまざまな角度から景品を眺める様子は、まるで将棋の長考のような、熟練のプロのような佇まい。スタッフが「お手伝いしましょうか?」と申し出ても、「いえ結構です」と断る姿はクールだ。

その結果、鷹野は“デキるオーラ”だけで周りの注目を浴びる。しまいには、大きなくまのぬいぐるみまで、身を乗り出して鷹野を見守る事態に…。

そしてついに鷹野は、小銭を投入してゲームをスタートさせる。

鋭い眼差しでクレーンを動かしていく姿は惚れ惚れするほどスマート。獲物に狙いを定めた鷹のようにボタンを押す鷹野。これは確実に獲得できる流れ…と誰もが思ったその瞬間、鷹野は美しくも、景品GETには失敗する。

しかし、鷹野が諦めて帰ろうとすると、謎の熱に浮かされた周囲の客たちは「頑張ろう!」「まだいけるよ」と応援し始める。

最終的には、あまりにも無能の鷹野に同情した客が、自分の景品をプレゼントする展開に。彼女は釈迦のような微笑みでその贈答を受け入れ、颯爽と帰路につくのだった。

無能であることを気にせず堂々としている鷹野の姿は、どこか清々しく、かっこよさを感じる。成長しない“新感覚ヒロイン”に惹き込まれる第1話となった。

※ドラマ『無能の鷹』は、TVerにて無料配信中

※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では過去回も含めて配信中!

※番組情報:『無能の鷹
毎週金曜よる11:15~、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)