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池井戸潤、『民王R』の撮影現場を訪問!主演・遠藤憲一との対談も「大信頼してお任せしています」

作家・池井戸潤原作『民王』より発想を受け、2015年の放送から9年ぶりに“Renewal”し、遠藤憲一主演で“Reboot(再起動)”する『民王R(たみおうあーる)』

10月22日(火)の放送スタートを前に、『民王』の原作者である池井戸潤が撮影現場を訪問。武藤泰山役を務める主演の遠藤憲一との対談も実現した。

現場に到着した池井戸はさっそく撮影セットを見学。

さらに、本編撮影に臨んでいた遠藤、大橋和也、あの、金田明夫らと合間に談笑する場面もあり、撮影現場の雰囲気を楽しんでいる様子だった。

「何度も同じシーンを撮り直すドラマ制作の現場は、頭が上がらない」と感心する池井戸。『民王R』の世界観を満喫し、現場をあとにした。

◆池井戸潤×遠藤憲一の対談が実現!

その後は場所を移し、池井戸と遠藤の対談が実現。2人のざっくばらんなトークでは、思いもよらぬ本音が続々飛び出すことに。

“入れ替わり対象は全国民”という本作のコンセプトに、「予想していたより何倍も大変!役者人生のなかで今、一番大変かも…」と打ち明けたのは遠藤。

「9年ぶりに『民王』をやるって聞いて、大好きなドラマだったので『マジ!おもしろそう!』と思って参加したんですけど、想定以上に毎回いろんな人と入れ替わるので、じわじわ大変さを感じはじめているところなんです」とその奮闘ぶりを明かした。

小説『民王』で総理大臣との“入れ替わり”を発案していた池井戸は、「総理大臣が誰かと入れ替わることによって初めて気づくことがあると思うし、“誰と入れ替わるか”っていうのが今作『民王R』のキモになるんじゃないかな」と推察。

すると遠藤も「今回、いろんな人と入れ替わっていくのに、毎回必ずテーマがあるんです。たとえばお年寄りだったり、女性だったり、子どもだったり…。社会的な意味とかも感じながら、たまにホロっとしたり、楽しみながらも考えさせてくれるようなドラマになるんじゃないかな」と、今作が持つ“意味”についても力強く語ってくれた。

◆池井戸の期待に遠藤も自信!

本作では、9年ぶりに“インスパイア”という形で『民王』の新しいストーリーが展開していく。

ドラマ化の話を聞いたときは「本当にやるの!?」と思ったという池井戸も、「(プロデューサーもキャストも)すごい本気なので、いいドラマができると思います」と太鼓判を押す。

「クリエイターの方々が想像力を発揮して自由に作れるのであれば、“書いた通りにやれよ”というのではなく、やりたいようにやってもらって、それで日本の映像文化を底上げできるようなドラマになることを期待しています」とコメント。

その上で、「前作は深夜枠だったので、すごく遊んでいましたけど、今回はゴールデン帯なので、どこまでけしからんドラマを作れるのか、これはテレ朝のドラマ制作の方々の胆力が試されているなと思います(笑)。自分の作品というよりは、客観的に楽しもうと思って、大信頼して、お任せしています!」と期待を寄せた。

そんな池井戸の言葉を受け、「池井戸さんの作品は、根底には必ず社会問題がある。そこがガツンとありながら、道を逸れていくおもしろさが真骨頂だと思うんです。そのなかでもとくに弾けているのが『民王』。池井戸さんが作ってくれたその原型は壊れていないと思う」と遠藤。

「今は周りの人たちの意見を宝物にしながら撮影に臨んでいます」と話し、「監督やプロデューサーと話しながら、クタクタになりながら、壁にぶつかりながら一生懸命やっていくっていう感じ。総合力ですね、今回は」と、撮影現場のチームワークの良さもうかがわせた。

対談中、何度も「楽しみだ」と繰り返していた池井戸。池井戸が構築した『民王』の世界観を、9年の時を経て再び映像化する『民王R』が、令和の世の中にどんな世界を見せ、どんなメッセージを発信していくのか?

※番組情報:『民王R
2024年10月22日(火)スタート!【毎週火曜】よる9:00~9:54、テレビ朝日系24局
(初回は拡大スペシャル よる9:00~10:00)

TVerでは予告配信中