10月4日（金）の『しくじり先生　俺みたいになるな!!』では、メイプル超合金のカズレーザーによる授業「史上最悪 地獄の夏フェス“ファイア・フェスティバル”」後編が放送された。

“ファイア・フェスティバル”は、2017年にバハマの島で開催され、「世界の有名ミュージシャンが出演」「7日間、離島で夜通し行われる大型パーティーフェス」といううたい文句でセレブたちが観客として集結。

しかし、約6000人のパリピが島に閉じ込められ、100億円の訴訟問題に発展、主催者が逮捕されるという“世界史上最悪”のイベントとしてニュースになった大事件だ。

無謀なフェス開催までの準備期間で起きた惨事から教訓を学んだ前回に続き、今回はイベント本番当日に現場で起きた衝撃のしくじりや、不満をつのらせたパリピはどのようにして暴走するのか、そのメカニズムから人生の教訓を学んだ。

今回の授業では、イベント当日に起きたトラブルの詳細を当時の写真や来場者たちのSNSでの発信を交えて紹介した。

当日の朝になってもいまだ350人分のテントが設営できていなかったうえ、早朝の大雨で“テント・マットレスが水浸し”という最悪のスタートを切ることになったこの日。

“一流シェフによる豪華な食事”という触れ込みでチケットを売っていたのに、あらゆる業者に拒否され続けていた食事の発注は、地元レストランの女性店主が引き受けてくれることに。しかし、実際に会場で用意された食事は驚愕の内容だった。

さらに、圧倒的に数が足りないトイレやロッカーなど、さまざまな問題があらわになり、不満を抱えながらも「豪華アーティストのライブが見られるなら…」と、ライブを楽しみになんとか堪えていた来場者。

だがその後、さらなる絶望的なトラブルが待ち受けていた。帰りの便は翌日まで来ず、島から脱出できない状況に追い込まれたパリピたちは激怒し、宿泊場所を巡ってテント・マットレスを奪い合うなどの大暴動に発展してしまう。

そして、そんなしくじりだらけの状況がSNSを通じて世界に拡散されることになり、「パリピ、ざまぁ」といういじりツイートが大バズり。

前代未聞の大失敗に終わった“ファイア・フェスティバル”は世界中でニュースに。主催者である若手イケイケIT社長のビリー・マクファーランドは100億円の集団訴訟を起こされ、禁錮6年の実刑判決を受けたほか、フェスのPR動画に出演したトップモデルたちが詐欺に加担したとして訴訟を起こされる。

さらにはバハマ観光局が謝罪するなど、国を巻き込む大騒動となった一方、主催者ビリーと一緒に企画を立ち上げたベテランラッパーのジャ・ルールはまさかの無罪。ジャ・ルールが無罪判決となった理由に一同は驚きを隠せなかった。

最後にカズレーザーから“ファイア・フェスティバル”のしくじりから学ぶべき教訓を発表。カズレーザーが「イベントに限らず仕事における大事な考え」とした教訓に一同も納得することに。

また、2022年に早期釈放を受けて社会復帰した主催者ビリーの“とある宣言”には「すげぇ」「これヤバいよ」と大興奮。平成ノブシコブシの吉村崇が「俺も“ファイアフェスティバルジャパン”絶対やりたい」と、ビリーの生き様にすっかり感化されてしまっていた。

※番組情報：『しくじり先生　俺みたいになるな!!』
【ABEMA】
毎月第1〜3金曜 よる9：30～配信開始
第4金曜 地上波放送終了後～
【地上波】
毎月第4週金曜 深夜0：45～深夜1：15、テレビ朝日系（※一部地域を除く）