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「真っ白になってしまい…」リオ五輪決勝で吉田沙保里を襲った不思議な現象

2017年11月、27年ぶりにレギュラー放送が復活スタートした『ビートたけしのスポーツ大将』。

その特別編番組『ビートたけしのスポーツ大将 特別編 私はコレでメダルを獲りました』が1月7日(日)に放送される。

©テレビ朝日

オリンピックでメダルを獲得したアスリートが登場し、メダル獲得に至るまでの裏側やオリンピックで世界と戦ったからこそ味わった貴重な体験など、“今だから話せる”エピソードの数々を激白。

スポーツへの造詣が深いビートたけしが芸能人ゲストとともに独自の感想を述べながら、たけしだけが知るメダリストのマル秘エピソードも大公開される!

 

◆決勝で涙を呑んだリオ五輪。そのとき吉田沙保里に何が!?

©テレビ朝日

オリンピック3連覇、“霊長類最強”と言われた女子レスリングの吉田沙保里。

4連覇が期待されたリオオリンピックでも決勝に進出し4連覇は確実かと思われたが、まさかの敗戦。銀メダルに終わった。日本だけではなく、世界中が驚きの声をあげた吉田の敗戦。決勝の相手とは過去3回対戦、3回とも比較的楽に勝っていたが、この決勝戦のときだけは組んだ瞬間に「あっ強いな」と感じたそう。

そして吉田はこのときこれまでのレスリング人生の中で一度もなかったことが自身に起こっていたことを告白

「(そのおかげで)自分も真っ白になってしまい、相手のペースにハマってしまった」という吉田。リオオリンピック決勝戦という大舞台で吉田を襲った不思議な現象とは?

 

◆自らのプレーの記憶がなくなる!? 必死だからこそ体感する“ゾーン”

吉田がいつもと違う体験をしてしまったのは、大きなプレッシャーがひとつの原因とも考えられるが、大事な試合に臨んだアスリートが必死にプレーをすることで試合後にその試合の詳細を覚えてないこともよくあるようだ。そんな自らのすべての力を出し切るために我を忘れてプレーする状態を、「“ゾーン”に入る」という言葉で表現。メダリストたちは、それぞれの“ゾーン”体験を語る。

例えば、野球の杉浦正則は、1992年のバルセロナオリンピックで負ければ敗退という大切なオーストラリア戦に先発。接戦となったが、みごとに相手打線を抑え込みチームに勝利をもたらした。しかし、どんな球を投げたのか、自らのピッチングの内容を覚えていないという。

また、サッカーの前園真聖もバルセロナオリンピック出場を決めた予選でゴールを決めたときは、ボールがゴールに吸い込まれていくシーンがスローモーションのように見えたそうだ。さらにはシュートを打つ直前にボールがゴールに入るコースが見える瞬間もあったとか。

澤穂希も大事な試合の内容をまったく覚えていない、という体験の持ち主。メダリストという超一流アスリートだからこそ体感する“ゾーン”に、たけしも感心しきり。

 

◆ビートたけし コメント

©テレビ朝日

「“ゾーン”ってことが話題になったけど、俺はトイレにしか入ったことないから(笑)。“ゾーン”になんかぜんぜん入ったことないよ。でも、よくいるんだよ、映画監督で“ゾーン”に入っちゃう人がいるけどあれは独りよがりだね。“ゾーン”に入っていいのはスポーツなら選手、映画なら演じている役者さん。演技を見る監督は“ゾーン”に入るのは単なるバカだよ。

オリンピックにはゾーンや魔物がいて、バレーボールの『東洋の魔女』のころとかスパルタだとか言われていたけど、大松博文監督も回転レシーブという当時としては画期的な守備を編み出した人。クイックとかもそうだよね。そういう意味では今のアスリートも新しい、歴史に残るような技を編み出す人もいるわけだし、いつの時代もそういう人たちがチャンピオンになっていくんだと思ったね」

※番組情報:『ビートたけしのスポーツ大将 特別編 私はコレでメダルを獲りました
2018年1月7日(日)よる6:30~9:00、テレビ朝日系24局

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