テレ朝POST

次のエンタメを先回りするメディア
menu

『相棒』放送開始から17年!いまだ答えが明かされていない“9つの謎”

2000年6月に誕生したドラマ『相棒』が、1月31日(水)に放送300回を迎える。

©テレビ朝日

放送開始から17年という歴史を経てますます深みを増している『相棒』の世界でファンをうならせているのが、シーズンをまたいで登場するセミレギュラーの存在や意外なタイミングで解き明かされていく伏線の数々。

そこで本記事では、これまで劇中で提示されていながらいまだ答えが明かされていない“相棒の9つの謎”を紹介する。

◆特命係と因縁深い瀬戸内米蔵の動向

シーズン7第2話(2008年10月29日放送)で、国際支援物資をめぐる不正を特命係に暴かれ、懲役10年の実刑判決を受けた元法務大臣の瀬戸内米蔵(津川雅彦)

間もなく刑期を終え、出所してくることになる米蔵だが、その胸に去来するものとは? 特命係と深い因縁を持つ彼が、今何を考え、今後右京たちとどうかかわっていくのか、その動向も今はベールに包まれている。

◆議員辞職した片山雛子の思惑

シーズン14第10話(2016年1月1日放送)で、ともに次期政権の中枢を担うはずだった時の官房長官をテロで失い、自ら議員辞職して政界から姿を消した片山雛子(木村佳乃)

表舞台に姿を見せないまま2年の歳月が流れたが、したたかで野心的な彼女がこのまま鳴りを潜めているとは思えない。雛子の意外な思惑が、近々右京と亘を驚かせることになるかも?!

◆社美彌子とロシア人スパイの関係

シーズン13第1話(2014年10月15日放送)の初登場以来、アメリカに亡命したロシア人スパイ・ヤロポロクとの浅からぬ関係を垣間見せてきた社美彌子(仲間由紀恵)

シーズン15第18話(2017年3月22日放送)で、秘密の一端は明かされたものの、過去に何があったのか、真相はわからないまま。今後、美彌子をめぐる謎が明かされることはあるのか?

◆突然姿を消した日下部彌彦の腹心

シーズン15第1話(2016年10月12日放送)で、執拗に美彌子をマークしていたスーツ姿の男・坊谷一樹(蔵原健)。日下部彌彦(榎木孝明)の指示を受けて極秘裏に動いていることは確かだが、この回を最後に突然姿を消している。

日下部は、亘(反町隆史)にも美彌子を探らせていた過去があるため、坊谷がスパイに関する調査をしていたことは間違いなさそうだが…。

◆海外研修中の陣川公平に新たな女性の影

シーズン14第12話(2016年1月20日放送)で、思いの相手を殺害されるというショッキングな事件に襲われた陣川公平(原田龍二)。心に深い傷を負い、現在は研修のためにスコットランドヤードに滞在している。

放送中のシーズン16第8話(2017年12月6日放送)では、亘と電話で会話を交わし、「今度、女性のことで相談したい」という“相変わらず”な一面を垣間見せた。

はたして、その相談内容とは!? 陣川の日本復帰が、再び謎めいた事件を呼びそうな気配。

◆衣笠家が見舞われた不可解な脅迫事件

シーズン15第11話(2017年1月11日放送)では、衣笠副総監の娘・里奈(桜田ひより)が殺人事件の目撃者に。その事件をきっかけに、衣笠家がかつて不可解な脅迫事件に見舞われたという過去の出来事も明らかになった。

このときの事件は特命係が解決したものの、過去の脅迫事件はいまだ未解明のまま。特命係は、再びその謎と対峙することになるのだろうか。

◆青木年男が警察嫌いになった根本原因

サイバーセキュリティー対策本部の特別捜査官・青木年男(浅利陽介)は、元々大の警察嫌いで、シーズン14第15話(2016年2月10日放送)では、目撃証言をめぐって特命係とひと悶着起こした。

そもそも警察嫌いになったのは、警察官である父親の影響らしいのだが、現職に再就職する際には、衣笠藤治副総監(大杉漣)と竹馬の友である父親のコネを使ったという経緯も。青木の父がどんな警察官で、なぜこれほどまでに彼が警察嫌いになったのか。その背景が明かされるときがくるのだろうか。

◆スクープをものにする風間楓子の情報源

シーズン15第18話(2017年3月22日放送)で、美彌子が訳ありなシングルマザーであることを報じたのをきっかけに、特命係が首を突っ込んだ事件に何かと絡んでいる写真誌『週刊フォトス』の記者・風間楓子(芦名星)

どんな相手にも物怖じせず大胆に切り込んでいく度胸はかなりのもの。そして、300回記念のエピソードでは、記者として“ある大物”とパイプを持っていることが判明。彼女がなぜ、スクープをものにできるのか。その情報源についても、謎が残されている。

◆甲斐峯秋の知られざる本心

享(成宮寛貴)が起こした連続傷害事件をきっかけに、警察庁No.2の次長職から、閑職といわれる警察庁長官官房付のポストに事実上降格された甲斐峯秋(石坂浩二)

放送中のシーズン16第1話(2017年10月18日放送)では、衣笠副総監の策略により、特命係の指揮統括を押しつけられたが、峯秋自身は逆にそれを利用しようと考えている節も。同エピソードのラストでは衣笠副総監に向けて「君を後悔させることにならなければいいんだが」という意味深な発言をしている。

権力復活を虎視眈々と狙う峯秋の見えざる胸中も大きな謎をはらんでいる。

これら“9つの謎”は、どれだけ明らかになるのか? 今後の放送から、目が離せない。

※番組情報:『相棒season16 300回記念スペシャル』(テレビ朝日系)
・前篇:1月24日(水)よる9時~
・後篇:1月31日(水)よる9時~