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三田佳子、“盟友”と再タッグで「心に鬼を飼う女」を怪演!新ドラマ『明日の君がもっと好き』

2018年1月20日(土)スタートの新土曜ナイトドラマ『明日の君がもっと好き』

©テレビ朝日

主演の市原隼人をはじめ、伊藤歩、白洲迅、森川葵、志田未来らが一癖も二癖もある登場人物を演じ、一筋縄ではいかない恋愛模様を繰り広げていく、新感覚のヒューマンラブストーリーだ。

©テレビ朝日

その衝撃作に、三田佳子、柳葉敏郎ら豪華ベテラン陣の出演が決定! ドラマの世界にさらなる深みをもたらす!

 

◆一度観たら病みつきになる?!

同作のテーマは、“人生に一度だけの大切な恋”――。

恋に冷めている植物系男子の造園デザイナー・松尾亮(市原隼人)、ダメ男とばかり関係を持ち、恋をあきらめかけている30代秘書・里川茜(伊藤歩)、人懐っこいキャラとは正反対のウラの顔を持つ新社会人の男・城崎遥飛(白洲迅)、自身の性的アイデンティティーに悩む丹野香(森川葵)という4人の男女に、茜の妹・黒田梓(志田未来)が加わり、“想定外”の恋の物語を紡ぎだしていく。

爽やかなタイトルとは裏腹に、複雑に入り組んだ男女関係をとがった視点で描き出し、刺激をたっぷりはらんだ展開が続くため、一度観たら「次はどうなるのか!?」と、やみつきになってしまうクセのある一作となりそうだ。

 

◆三田佳子&柳葉敏郎の役どころは?

©テレビ朝日

そんな本作で三田佳子が演じるのは、茜と梓の祖母・里川静子。幼くして両親を亡くした孫たちを引き取って育て上げ、現在は甲斐甲斐しく夫の介護に当たる、良き妻・良き祖母という役どころ。しかし、その胸の内には憎しみの炎をくすぶらせており、誰も見ていないところではゾッとするような表情も…!?

三田は、本作の脚本を手掛ける井沢満氏とは『外科医・有森冴子』シリーズ(NTV)などでタッグを組んできた、いわば“盟友”。井沢氏が描きだす“心に鬼を飼う女”を、凄みを感じさせる芝居で表現する。

そして柳葉敏郎は、市原隼人演じる主人公・松尾亮を15歳の頃から育て上げた恩人であり、香の父でもある丹野文彦を演じる。

©テレビ朝日

文彦は、息子のようにかわいがってきた亮と愛娘・香の結婚をただ純粋に願う、人情派の親方。“毒”をはらんだストーリーの中、味わい深い演技で確かな温もりを残してくれることだろう。

このほか、渡辺大がかつて茜と婚約までしながら、その妹・梓に迫られて結婚した会社員・黒田智弘役で出演することも決定。映画やドラマで実績を積み上げてきた渡辺が、姉妹の間で揺れる複雑な男の心境を巧みに表現していく。

まさに、「演技巧者が勢ぞろい」といえる充実のキャストたちが織り成す異色のラブストーリーは必見だ。

 

◆キャスト陣 コメント

また、今回出演が発表された三田、柳葉、そして主演の市原は以下のようにコメントを寄せている。

・三田佳子(以下、コメント全文)

「私にとって特別な作品『外科医・有森冴子』シリーズ。長く続いた作品の最後が2000年ですから、こうして井沢満さんとまたご一緒できる事に万感の思いがあります。

このところ、我ながら“次々と、まったく異なるキャラクターを演じてきたなあ”と思っておりましたが、今回もまた、一味も二味も違う役どころだと思いました。静子さんは誇り高く生きてきた人だからこそ、どうしようもない感情の行き違いに傷つき、悩み、かたくなな面を併せ持ってしまった人。井沢さんの脚本には、常に独特の世界観があるので、その中で静子さんの多くを語らず、しかしフクロウの様にすべてを見通している存在をどう演じられるか。難しくもあり、楽しみでもあります。

テレビ朝日さんが新たに土曜日の23時台に開拓したドラマ枠で、まさに“今”を輝く皆さんの中に入ってご一緒できるなんて、私にとっても嬉しい挑戦です」

・柳葉敏郎(以下、コメント全文)

「最初に台本を読んだとき、とても描写が刺激的で、小学校3年の息子にはちょっと見せられないかもしれないなと思いました(笑)。でも、クセのある人物が多い中、僕が演じる文彦は、ごくごく普通の思いを抱いて生きてきた男。そういう意味では、久しぶりに“人間”を演じられるな、と思っています。刺激的な物語の中で、ホッと息をつけるような場面をお見せできればいいですね。

文彦は、家出少年だった主人公の亮を引き取って一人前の職人に育てましたが、それは男気のある行動ともいえるし、無謀ともいえる。でも、文彦は文彦なりにずっとその責任を背負いながら生きてきたのではないでしょうか。脚本の井沢満先生は常に“人間”を描く方で、ピュアな気持ちを素直に言葉にしてくださるので、昭和生まれとしてはホッとしながら演じています。

市原隼人くんは、ナイスガイですね! 熱い気持ちを持っている男だと思います。お互い、世代の違う男同士の関係を、そのまま素直に役柄として表現できればいいのではと思っています。まだ撮影がはじまって間もないので、一度、市原くんと酒を飲みながら話してみたいですね(笑)。

このドラマは、“あなたはどんな恋をしていますか”“どんな愛し方をしていますか”…そう問いかける物語だと思います。世の中には、いろいろな愛し方、恋の形があります。視聴者の皆さんには、それぞれ自分に照らし合わせながら楽しんでいただければうれしいですね」

・市原隼人(以下、コメント全文)

「三田佳子さんとは今回、初めてご一緒させていただきますが、三田さんの“芝居”や“熱”、“思い”をこぼさずすべて受け止めて、しっかり大先輩の演技に向き合っていきたいと思っています。共演シーンの撮影はまだ先なのですが、早くお会いしたいです!

柳葉敏郎さんは先日初めてご挨拶したとき、すごく素敵な笑顔で迎えてくださって…人間味にあふれていて、ひとつひとつの場面で“哀惜”を残し、その残したものを拾いたくなるような背中を見せてくださる方と感じました。

柳葉さん演じる文彦さんは、亮にとっては言葉では言い表せないほどの恩がある、“おやっさん”。常にオープンで、包み隠さず自分の思いを差し出してくださる方です。そんなおやっさんを演じる柳葉さんを心の底から信用して、その胸にしっかりと踏み込んでいけるよう、ひとつひとつのお芝居をやっていきたいです。僕も一緒に飲みに行って柳葉さんのこと、もっと知りたいです! ぜひ連れまわしてもらいたいですね(笑)。

この作品は、表面的にはラブストーリーですが、ハマったら出られない、ぬかるみのようなドロドロのドラマ。それぞれのキャラクターのバックグラウンドも濃厚で、ひとりひとりの表情をどうとらえていいかわからなくなる瞬間もあると思います。一気に冷めたと思ったら、急に相手を抱きしめたくなるような…。恋愛だけでなく、人間ドラマとしていろいろな角度から観ることができる作品なので、ぜひ衝撃的な瞬間を楽しみに、土曜の夜を待っていてください!」

※番組情報:土曜ナイトドラマ『明日の君がもっと好き
2018年1月20日(土)スタート!【毎週土曜日】午後11:05~11:59、テレビ朝日系24局