テレ朝POST

次のエンタメを先回りするメディア
未来をここからプロジェクト
menu

EXILEの選考落選するも…「劇団EXILE」青柳翔、デビュー秘話を語る!

©テレビ朝日

2006年に「VOCAL BATTLE AUDITION」に参加したことがきっかけで、事務所から芝居をやってみないかと誘われ、「劇団EXILE」の中心メンバーとして、映画、テレビ、舞台で活躍している青柳翔。183cmという長身に甘いマスクで女性ファンの熱い視線を集め、2016年からは歌手活動も行っている青柳に、先月29日、事務所でインタビュー。

©テレビ朝日

◆青柳翔、「えっ?ウソでしょう…」

-3枚目のシングル『Snow!』が出ましたが、今の季節にピッタリですね-

「有り難うございます」

-もともとはボーカル志望ですものね-

「そうですね。一番最初は『EXILE』のボーカルオーディションに落ちたのがきっかけで、今の事務所(LDH JAPAN)にお世話になることになりました」

-歌手になるという夢はいつ頃からあったのですか-

「18から21くらいまでですね。ボーカルオーディションには落ちたんですけど、そこでお芝居をやってみないかと声をかけられて、お芝居の勉強を始めてからはまったく歌のことを考えてなかったです。このような機会をいただけるとは思ってなかったです」

-俳優としてスタートされて、2016年から歌もということになったわけですが、きっかけは?-

「『HiGH&LOW』というプロジェクトがありまして、その役のなかで歌を歌ったら良いんじゃないかという意見が出たのが、最初のきっかけです」

-それを言われたときは?-

「そのときは『ウソでしょう?』って。(笑)全然頭にもなかったですし、練習していたわけでもないですし、友だちとカラオケで遊ぶくらいだったので…。正直驚きました」

-実際にやってみてどうでした-

「いやあ、これで良いのだろうかっていう思いがありましたね。(笑)でも、一番最初にATSUSHIさん(EXILE)が作詞作曲して下さった『Maria』という曲を歌わせてもらったんですけど、ATSUSHIさんが『青柳はうちの事務所っぽくないから、何かもっとそういったところを伸ばしたほうがいいと思うよ』という声をかけて下さったので、純粋にそれに向けて頑張ろうと思いました」

-『HiGH&LOW』シリーズは、映像もスタイリッシュで斬新。こういう撮り方もあるんだなって思いました-

「アクションチームが本当に大変だったと思うのですが、支えて下さって。もう4作目なので、何か新しいアクションはないかって本当に考えて、考えて、みんなで苦しみながらやっていただいたので、アクションチームにすごく感謝してます」

-LDH(事務所)は皆さん身体能力が高いですけど、青柳さんご自身は普段から鍛えているんですか-

「いえ、僕は、そんなにしてないです。『HiGH&LOW』の一番最初のときは、それに向けてアクション練習の期間をいただいていたんですけど、2作目、3作目となっていくと、展開が早くなっていったので、練習時間も少しずつ減っていったのがちょっときつかったです」

※『HiGH&LOW』シリーズ→EXILE HIROが総合プロデュースをつとめ、テレビドラマ・映画・漫画・ライブツアーなどさまざまなメディアで展開するEXILE TRIBEの総合エンタテインメントプロジェクト。

©テレビ朝日

※青柳翔 プロフィール
1985年4月12日生まれ。北海道札幌市出身。2006年、「VOCAL BATTLE AUDITION」に参加。2次審査で落選するが、俳優としての資質を見出され、2009年1月、舞台『あたっくNo.1』で俳優デビュー。その後「劇団EXILE」のメンバーに。

主演映画『渾身 KON-SHIN』(13年)、映画『たたら侍』(17年)、ドラマ『明日の約束』、『目玉焼きの黄身 いつつぶす?』に出演。歌手としても活動。サードシングル『Snow!』が発売中。

◆青柳翔、終わった後はヘコんで…

-事務所にはEXILEをはじめ、錚々たる方々がいらっしゃいますが、皆さんからは何か言われました?-

「『歌出したの?何で?』みたいな感じなことは言われました」

-もともとボーカルオーディションを受けているわけですから、歌手になりたいという思いがずっとあって、ようやく念願の歌もという感じなのかなと思ってました-

「全然、そういう感じではないですね。俳優として頑張っていかないといけないと思って今まできました」

-歌手デビューは突然言われたのですか-

「何回かは言われてはいたんですけど、まさか実現はしないだろうと思っていました」

-それが現実になって、今は実際にライブもやられてるわけですが、いかがですか?-

「いまだに何もわからず、ただがむしゃらに歌ってます。いつも終わった後、へこんでますね」

-そうなんですか-

「はい。うまくいかなかったなって。芝居のときもそうですけど、基本、『ああすれば良かった』とか『こうすれば良かった』とか思って反省です」

-自分に厳しいですね-

「そんなこともないですけど、あまり自分が出ている作品は見られないですね」

-自分をほめてあげたいと思うことはないんですか?-

「本当に余裕がなくて、以前に夜の10時から次の日の夜の7時くらいまで撮影していたときは、終わった後に『ああ、俺頑張ったわ』って思ったことはありますけど(笑)」

-それはすごいですけど、それ以外は自分をあまり優しくは見られない?-

「そうですね」

-かなり高い評価もされているじゃないですか。ご自身に関する記事は見ないんですか-

「たまに自分に関する記事などは見るんですけど、あまり…。やっぱり自分はまだまだですので」

©テレビ朝日

◆脱ぐシーンがあるときは…

-アーティストの方は、ライブ前などそれぞれ食事制限やトレーニングのメニューがあると伺いましたが-

「『EXILE』のメンバーやアーティストの方は、集中してライブ1週間前ぐらいから食事も決めている方もいると聞きました。僕たちは体型維持や役によってトレーニングをすることがメインなので、毎日の食事もそこまで気を使っているわけではないです」

-青柳さんも写真集を出されたり、ドラマや映画でも脱ぐシーンがわりとありますが、そういうときは、やはりトレーニングしたり、減量したりするのですか-

「そうですね。あらかじめ、そういう話が来たときは、早い段階で教えてもらえるようにお願いしてあります」

-それに合わせて調整されるんですか-

「できる限り(笑)」

-ちなみに減量方法は?-

「炭水化物を減らしていきます。前にやったときは、野菜中心にしてたんぱく質、ササミばかり食べたりしていました」

-今まででからだ作りが一番大変だったのは?-

「『三代目 J Soul Brothers』のPVで裸になったときだったと思います。アクションもありましたし、すごくそれに向けて筋トレしていたと思います」

-こちらの事務所の方々は本当に美しい体型を維持してらして…-

「先輩方は本当にすごいです」

-青柳さんがボーカルオーディションを受けたときに決まったのが、TAKAHIROさん。『HiGH&LOW』シリーズなどで一緒にお仕事もされていますが、そのときのことを意識されることはありました?-

「いや、まったくないですね。TAKAHIROさんもすごく気さくな明るい方なので。一緒にドラマとかもやってますし、そんな感じはないですね」

-かなり大人数の皆さんがいらっしゃいますが、連帯感がすごいですよね-

「それはすごいですね。本当に仲が良いと思います」

-一緒に遊びに行ったりすることもあるんですか-

「遊びとなると限られてきますけど、『三代目 J Soul Brothers』の山下健二郎とは一緒に釣りに行ったりします。あとはやはり『劇団EXILE』のメンバーになっちゃいますね。一緒にいることが多いので。食事に行ったり、飲みに行ったりします」

シャイな笑顔、真摯な姿勢がすがすがしい。次回後編ではシリアスな作品からコメディーまで様々なジャンルに挑戦している青柳さんの新作映画『ミスター・ロン』(16日公開)の撮影秘話も紹介。(津島令子)

はてブ
LINE
おすすめ記事RECOMMEND