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前代未聞の快挙を成し遂げたBAD HOP。AK-69も大絶賛するそのスゴさ「素晴らしくHIPHOP」

今さら人に聞けないような“音楽の基本”から、制作の裏側や専門テクニックなど“マニアックな知識”までを掘り下げていく『EIGHT-JAM』。

8月25日(日)の同番組では、HIPHOP特集が放送された。

90年代、日本でも一気に本格化したHIPHOP。当時はアンダーグラウンドなイメージがあったが、上半期の音楽チャートを席巻したCreepy Nuts『Bling-Bang-Bang-Born』をはじめ、今やHIPHOPは老若男女が聴く巨大シーンに。

今回スタジオには、日本のHIPHOPシーンを支えてきたAK-69。今もっとも勢いのある女性ラッパーMaRI。そして、HIPHOPにも精通するm-floのトラックメイカー・☆Taku Takahashiと、番組お馴染みの音楽プロデューサー・mabanuaが集結。今、日本のHIPHOPはなぜ盛り上がっているのか、そのワケに迫った。

日本のHIPHOPが盛り上がる理由として、ゲストの4人が外せないトピックだとして挙げたのが、「BAD HOPの出現から東京ドームでの解散」。

BAD HOPは国内HIPHOPアーティスト初東京ドーム公演を果たし、その後解散した8人組クルー。

AK-69は「まず東京ドームで公演をするっていうことが、今まで日本のHIPHOPの歴史でなかなか見えなかったんですけど、ついにやったなっていう」と、BAD HOPの前代未聞の快挙を称える。

では、そもそもBAD HOPとは何者なのか?

BAD HOPは、神奈川県川崎市出身の幼馴染を中心に2014年に結成。メンバーの多くは複雑な家庭環境で育ち、不良として過ごすなかでHIPHOPに出会い、音楽の道を目指すことに。

彼らが本格的に活動をはじめるきっかけとなったのは、バラエティ番組『BAZOOKA!!!』(BSスカパー!)の「高校生RAP選手権」。そこでT-PablowとYZERRがそれぞれ優勝したことで全国的な知名度を得る。

その後、彼らはクラブを中心に支持を拡大。『フリースタイルダンジョン』にも出演してさらなる人気を集める。

2018年には『Kawasaki Drift』が大ヒットし、全国ツアーや武道館ライブ、横浜アリーナでの公演などを通じて、HIPHOPシーンで大きな存在感を示した。

しかし、2023年5月に人気絶頂期のなか、突然解散を発表。彼らが解散の場所に選んだのは、国内HIPHOPアーティスト初の東京ドーム公演だった。

MaRIは、BAD HOPの東京ドーム公演が国内のHIPHOPアーティストに「夢を与えた」と話す。

そして、AK-69は彼らのスゴさについて、「一番かっこいいと自分たちが憧れてきたHIPHOPの形を、家庭環境が悪かった幼馴染たちで集まって成し得たっていうところが素晴らしくHIPHOP」と絶賛。

さらに、「悪い」といったイメージを持たれがちなHIPHOPだが、「やっぱり音楽なんで、人にパワーを与える。(HIPHOPが)どんどんいいカルチャーとして、日本でも広まっていくことを切に願っています」(AK-69)と期待を膨らませた。

このほか、大ヒット曲Creepy Nuts『Bling-Bang-Bang-Born』の音楽的スゴさを、プロ目線で解説! そして、最近よく聞く「チーム友達」とは?

※『EIGHT-JAM』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)

※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」でも配信中!

※番組情報:『EIGHT-JAM
毎週日曜 午後11:00~、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)