松重豊、日本版CIAのスパイに!普段は気のいい電器店主、でも裏の顔は…
大人たちが落ち着いてゆったりとテレビを楽しめる日曜の朝10時から上質なエンターテインメント作品を放送している「日曜ワイド」。
2017年秋からは「日曜ワイド」発の新企画が続々登場しているなか、12月10日(日)には松重豊主演の新作『内閣特命調査官・ハト』が放送される!
◆松重豊、日本版CIA調査官“ハト”に!
主人公・須波太平(松重豊)は、下町の小さな電器店の店主。お人よしすぎて妻・律子)浅田美代子)に怒られてばかりの男だが、実は彼にはウラの顔がある。
太平の正体は、内閣情報調査室、通称“内調”の特命調査官。「日本版CIA」ともよばれ、身内にも素性を隠して市中に潜伏、広く情報収集に当たるのが主な任務だ。経歴・本名などは“内調”の中でも室長の鷲尾昇(榎木孝明)をはじめとするごく一部の人間しか知らず、その存在を示すのは唯一、コードネームのみ。
街中のどこにいても不自然ではなく、エサをついばむように情報を拾い集めるという意味から、太平につけられたコードネームは“ハト”だった。
そんな太平が新たに命じられたのは、女性代議士・利倉富貴子(とよた真帆)の“身体検査”=身辺調査。富貴子は福祉に熱心なクリーンな政治家として知られているが、知られざる過去が! その富貴子のまわりで連続殺人が発生し、太平は事件の真相を探ることになる。
しかも、太平の素性に疑惑の目を向ける週刊誌の記者・忍成京子(矢田亜希子)も登場し、物語は波乱の展開に!
◆名バイプレーヤー・松重豊が主演!二面性を持つ男を熱演
シリアスからコメディーまで幅広く名バイプレーヤーとして活躍する松重豊が、本作では影のヒーロー・須波太平を熱演!
心やさしい電器店主として、妻役の浅田美代子とのシーンでは穏やかな笑顔を浮かべる一方、任務のシーンでは表情を一変。鋭い眼光で真実に迫る太平を演じ分けている。報道カメラマンに変装して調査対象者に近づくこともあり、松重の変身ぶりは必見だ。さらには、妻に自らの素性を隠さねばならない、太平の内なる苦悩も巧みに表現される。
二面性を持つ太平役に挑んだ松重は、「ありえない話なので嘘くさくなく、楽しくやりました」とその心境を語り、「日本にいるスパイの話です。普段は街の電器屋さんです。それだけで観たくなりませんか?」と視聴者にメッセージを送っている。
※松重豊からコメント
――“スパイ”役を演じた感想は?
「スパイといえば、『007』や『スパイ大作戦』などのカッコいい映画を連想しますが、日本に置きかえただけでクスリと笑える設定になるのはなぜでしょう。以前、映画でラーメン店主のスパイを演じて以来の2度目のスパイ役です」
――電器店のシーン、スパイとしてのシーン、その演じ分けでこだわったところは?
「街の電器屋さんとしての日常はリアルにほのぼのと。そこからのスパイ活動のギャップはメリハリをつけて。ありえない話なので嘘くさくなく、楽しくやりました」
――視聴者の皆さまにメッセージを!
「日本にいるスパイの話です。普段は街の電器屋さんです。それだけで観たくなりませんか?」
※番組情報:日曜ワイド『内閣特命調査官・ハト』
2017年12月10日(日)午前10:00~午前11:50、テレビ朝日系