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大地真央、宝塚の大先輩・越路吹雪の絶頂期を熱演!「うれしさと同時に責任も」

2018年1月8日(月)からスタートする昭和の歌姫・越路吹雪がたどった波乱万丈の人生と盟友の作詞家・岩谷時子との濃密な友情を綴っていく帯ドラマ劇場『越路吹雪物語』。

同ドラマのヒロインで、名曲『愛の讃歌』を日本に伝えた“シャンソンの女王”越路吹雪の絶頂期を大地真央が演じることが決定した。

©テレビ朝日

青年期の主演を務める瀧本美織からバトンを受け継ぎ、絶頂期の越路吹雪を演じる大地真央は、越路同様、宝塚歌劇団で男役トップスターとして大旋風を巻き起こした女優だ。

越路吹雪は宝塚時代、落第寸前の“落ちこぼれ”だったが、天性の歌唱力と明るい性格で先輩スターや同期に支えられ、男役トップスターへの階段を駆け上っていった。実は大地も、入団時、49人中25番というエリートとはいえない成績だったが、めきめきと頭角をあらわし、月組男役トップスターとして一時代を築いた伝説の持ち主。

このほどポスター撮影に臨んだ大地は、撮影当日、リサイタルをイメージした真紅のドレスとショートヘアのウィッグを身に着けてスタジオに登場。照明を浴びてカメラの前に立った姿は、まさに“シャンソンの女王”そのもの…!

大地は、「衣装とヘアメークの力を借りて、自然に越路さんを演じられたような気がします。とても楽しい撮影でした」と、早くも役柄への手ごたえを実感していた。

◆岩谷時子を演じるのは市毛良枝!

そして、越路のマネージャーとして彼女を終生支え続けた大親友であり、稀代の作詞家でもある岩谷時子の絶頂期は、市毛良枝が演じることが決定。人生の絶頂期へと向かっていく2人を、華やかかつ繊細に演じていく。

大地真央、市毛良枝が劇中に登場するのは、宝塚退団後、映画、舞台、リサイタル…と忙しい日々を送りつつ、プライベートでは後に夫となる作曲家・内藤法美と交際を深めていた時代からで、3月初旬の放送を予定している。

豪華キャストたちが丁寧に紡ぎあげる、大スター・越路吹雪の愛と歌にあふれた人生…。新年からの放送に、注目だ!

◆大地真央 コメント

©テレビ朝日

(以下、大地真央 コメント)
――大先輩・越路吹雪さんを演じる心境は?
「越路吹雪さんは尊敬する、素晴らしい“大上級生”であり、シャンソンを日本に定着させた大スターですので、うれしさと同時に責任も感じています。

私も越路さんと同じく入学するまで宝塚歌劇団の舞台を観たことがありませんでしたし、新人時代は“現代っ子”や“異端児”などさまざま言われたのですが、越路さんもやんちゃな面がおありだったようで…。大変おこがましいのですが、似ているなと思うエピソードが多々あって、なんだかうれしく思っています。そういう点では、楽しんで演じさせていただきたいなと思っています。越路吹雪さんという大きな存在を通して、河野美保子さんというひとりの女性を演じていきたいですね」

――岩谷時子さんとのエピソードを教えてください!
「私が宝塚を退団して初めての舞台『プリンセス・モリ―』の歌詞を岩谷先生がすべて翻訳してくださって、励ましの言葉をいただいたことを覚えていますね。ふわっとした柔らかい印象の方でしたが、お話の内容には芯があり、かっこいいなと思いました。思えばその舞台は日生劇場でしたし(※越路吹雪が500回以上、ロングリサイタルを行なった劇場)、不思議な“縁”を感じています。市毛良枝さんとは一度ドラマでご一緒させていただいたことがありますが、ほんの一場面でしたので、今回がっつりお芝居させていただくのを楽しみにしております」

――このドラマ撮影で楽しみにしていることは?
「まだ“準備の準備”という段階なのですが、せっかく機会を与えていただいたので、やはり越路吹雪さんを演じること自体を楽しみにしています。

実は、私はどちらかというとジャズが好きで、宝塚時代からシャンソンにはあまりご縁がなかったんです。そんなこともあって、シャンソンというのは60才代位のある程度年齢と経験を積んでから歌うものだと勝手に決めていたのですが、ちょうどその時期がドンピシャで訪れて驚いています! 私にとって新たなチャレンジになるのですが、すごく楽しみですね。“いよいよ、シャンソンを歌えるんだ!”…今、そんな心境です」

◆市毛良枝 コメント

©テレビ朝日

(以下、市毛良枝 コメント)
――岩谷時子さん役を演じる心境は?
「実は、私はまさに“ドンピシャ世代”で、越路吹雪さんのリサイタルを劇場で拝見していました。劇場にいらした岩谷時子さんの姿を遠くから垣間見たことがあるのですが、とてもやさしそうな方でした。また、とにかく上品で、美しい日本語を使い続けた方、という印象がありますね。実際のお話しぶりを聞いてもすごくきれいな日本語を口にしていらしたし、歌詞に使われた言葉も、とても美しくて…。なかなか及ばないとは思いますが、そういったところを大切に演じられたらと思っています」

――越路吹雪さんにまつわる思い出を教えてください!
「越路さんは大スターで、今、思い出してもドキドキワクワクして胸がいっぱいになってしまうぐらい素敵でした。大地さんも一時代を築いた大スターでいらっしゃるので、ピッタリだなと思います」

――越路さんと岩谷さん、2人の絆について感じることは?
「それはもう、周りがうかがい知れないほど、強い絆だったのではないかと思います。どちらがメインというのではなく、どちらも形の違う“華”を咲かせた2人だったのではないでしょうか。越路さんはあでやかな華でしたし、岩谷さんは確かに一歩控えて陰にいるように見えますが、彼女らしい美しい素敵な華を咲かせた方だったと思います。そんな方を演じるチャンスをいただいて、この上なく光栄なことと感じています」

※番組情報:帯ドラマ劇場『越路吹雪物語
2018年1月スタート!ひる12:30~12:50(毎週月~金)、テレビ朝日系24局

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