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「木造船は生きています」フランス西部で木造船のとりこになった男、フランスの海洋遺産を守る思い

「木造船は生きています」フランス西部で木造船のとりこになった男、フランスの海洋遺産を守る思い

世界各国の美しい港町や風景を伝える番組『港時間』。

7月27日(土)の放送では、フランス西部のラ・ロシェルを特集した。

古くから貿易港として栄えたラ・ロシェル。港には、多くの造船所が立ち並ぶ。

そのなかの一軒が、港で唯一の木造船専門の造船所「デスピエール」だ。

代表の二コラ・シャントゥルさんは、15歳で木造船のとりこになり、10年間木造船で暮らしたこともあった。

二コラさん:「木造船は生きています。さまざまな物語があって人格があるのです」

そんな物語のある船を守るには、伝統技術を絶やさないことがなによりも大切。そのために、作業は若い世代とともに行っている。もちろん、すべて手作業だ。

修復は少人数で行うので、一艇だけでおよそ1年半もかかるとか。

「なぜこの仕事を?」と質問すると、二コラさんはこう答えた。

二コラさん:「私たちを突き動かしているものは、フランスの海洋遺産を守る思い」

祖先たちが作り上げてきた唯一無二の物語を、次の世代へ。

なお、次回8月10日(土)放送の『港時間』は、フランスのバラリュック・レ・バンを特集。

環境問題に取り組み、自作の自然素材を利用したヨットで世界一周した人を紹介する。

※『港時間』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)
番組情報:『港時間
毎週土曜 よる10:54~11:00、テレビ朝日
(ABCでは毎週金曜 よる11:10~、メ~テレでは毎週日曜 午後5:25~に放送)

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