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「ダー」とは夫か、浮気相手か? 沢口靖子、不可能を可能にしたトリックに挑む【科捜研の女】

「最新の科学捜査テクニック」と「豊饒な人間ドラマ」が絡みあう、沢口靖子主演のドラマシリーズ『科捜研の女』

同作第17シーズンの第4話が、11月9日(木)に放送される。

©テレビ朝日

著名な作曲家の妻が自室で遺体として発見された。状況から事故死も考えられたが、解剖や成分検出から次第に不自然な点が浮かび上がる。犯行手口は見えてきたが、夫には大阪でコンサートというアリバイがあった。一体誰が?

すると、妻には浮気相手がいたことがわかり…。

 

◆第4話あらすじ

著名な作曲家・海東柊一郎(長谷川初範)の妻・莉華子(佐藤乃莉)の遺体が自室で発見された。遺体発見時、莉華子はフィットネスバイクにまたがったままで、ラジオはつけっぱなし、ベッドテーブルには食べかけのバースデーケーキが残されていた。

遺体の状況などからマリコ(沢口靖子)は、一酸化炭素中毒の可能性を疑う。炭の燃え残りのようなものが見つかったことから事故死も考えられたが、莉華子の母・根岸智津子(まつむら真弓)は、夫の海東に殺されたと訴える。生前莉華子は「いつかダーに殺されるかも」と口にしていたとか。ダーとはダーリン、つまりは夫・海東のことらしく…。

©テレビ朝日

早月(若村麻由美)の解剖で莉華子の死因は一酸化炭素中毒と判明。炭の燃え残りを調べた宇佐見(風間トオル)と日野(斉藤暁)はアロマキャンドルの成分を検出する。莉華子お気に入りのアロマキャンドルが火種となって炭が燃え、一酸化炭素が発生したようだが、亜美(山本ひかる)によると炭は燃やすものではなく空気をきれいにするオブジェのようなものだという。

燃やすべきではない炭が燃えていながら莉華子が気づかないのは不自然では? そんな疑問に対して、早月が莉華子は小麦アレルギーだったという新たな検査結果を提示する。莉華子の胃と現場にあったバースデーケーキからは小麦粉が検出されていた。

どうやら莉華子は小麦粉が入っているとは知らずにケーキを食べ、その後フィットネスバイクで運動したことでアレルギーを発症。意識を失ったらしい。その間に何者かが炭のオブジェに火をつけて一酸化炭素を発生させ、莉華子を殺害したのか?

土門(内藤剛志)らは夫の海東と、彼のマネージャー兼写譜士の野々宮(水橋研二)から話を聞くが、事件当夜は大阪でコンサートの真っ最中だったとアリバイを主張。終演が9時半ごろ、炭に火がついた時刻が9時ごろと判明していたため海東の犯行ではなさそうだ。

©テレビ朝日

海東は莉華子が言っていた「ダー」が自分ではなく浮気相手だと断言する。しかもその男は3人はいるという。マリコらはその3人の男たちから話を聞くが、それぞれが莉華子との関係を認めたうえで事件のカギとなるフィットネスバイクなどをプレゼントしていることがわかった。

3人が共謀しての犯行なのか? 不可能を可能にした殺人トリックにマリコらが挑む!

※番組情報:『科捜研の女』第4話
2017年11月9日(木)よる8:00~8:54、テレビ朝日系24局