城田優、“総理大臣の息子で童貞”役に!『オトナ高校』出演の決め手は三浦&黒木
深刻な少子化問題の打開策として政府が設立した公的機関「オトナ高校」を舞台に、チェリートこと30歳のエリート童貞・荒川英人(三浦春馬)ら、異性との性経験がない30歳以上の男女たちが繰り広げる、不器用なオトナたちの“学園ドラマ”『オトナ高校』。
そんな同作の第4話(11月11日放送)と第5話(11月18日放送)のゲストとして、城田優が出演する。
城田優が演じるのは、“総理大臣の息子で童貞”の岩清水叶。オトナ高校設立までの道程を描くスピンオフドラマ『オトナ高校 エピソード0』(「AbemaTV」、「ビデオパス」で配信中)で存在が囁かれていた人物だ。
今回、「息子を真のオトナに成長させたい」という総理の願いが忖度され、遅ればせながらオトナ高校に入学することになった城田演じる岩清水叶。
ところが岩清水は、総理の御子息パワー全開で大暴れ!百戦錬磨の教師陣を次々と論破したり、校則を無視したりと、学校の風紀を乱しまくり…!? 岩清水の登場で激震が走るオトナ高校、その行く末に注目だ。
◆三浦&黒木に強い友情と信頼感
これまで数々のドラマで制服を着こなしてきた城田は今回、2009年放送の学園ドラマ以来となる三浦春馬との「制服共演」をはたす。
城田が演じる岩清水叶はピアノ一筋という役どころ。現在放送中の『トットちゃん!』(テレビ朝日系)でもピアニスト役を演じる城田は、「昔、特技はピアノと言ったのが独り歩きしちゃって、高度な演奏を求められるんですよね。でも、実はそこまでは弾けないんですよ(苦笑)。説得力に欠けるしなぁ…と、オファーを頂いたときは悩みました」と打ち明ける。
そんな城田の背中を押したのが、ほかでもない三浦、そして『ジウ 警視庁特殊犯捜査係』(テレビ朝日系、2011年放送)で共演してから大の仲良しだという黒木メイサの存在だ。
「正直なところ、三浦春馬と黒木メイサが出てるからオファーを受けた、という部分もあるんです。それくらい、2人には強い友情と信頼感を覚えているんです」と語る城田。
偶然にも、城田が出演する第5話では“友情”がキーワードに。リアルな友情も反映(?!)された胸熱ドラマをはらむ、ぶっ飛んでるけど、妙に心に刺さる今後の『オトナ高校』に注目だ。
◆城田優コメント(全文)
そして、城田優は『オトナ高校』出演に関して以下のようにコメントしている。
――『オトナ高校』の作品性と、今回演じる岩清水の印象を教えてください。
『オトナ高校』はただのコメディーじゃなく、現代社会に斬り込んだドラマ。実際、年を重ねてもまだ性経験のない人が、僕の知人にもいるんですよ。そういう人たちを集めて学校を作るというアイデアが面白いし、視聴者にもウケているんだと思います。岩清水に関しては、総理大臣の息子でも童貞でもない僕にとって、想像で演じることしかできない難しい役。だからこそ逆に、どっちにも転ばせることができる面白い役だな、と思いました。実は今回、制服を着るのも、春馬と“学園ドラマ”で共演するのも久しぶり。だから、懐かしさを感じています。30歳を超えた男ですけど(笑)、制服を着ると何だか若返った感覚にもなる! 気分が上がって、撮影していても楽しいです。
――『トットちゃん!』(テレビ朝日系)でもピアニスト役ですが、岩清水もピアノが得意な役です。
実は来年公開の映画でもピアニスト役を演じてるんです(笑)。昔、特技はピアノと言ったのが独り歩きしちゃって、高度な演奏を求められるんですよね。でも、実はそこまでは弾けないんですよ(苦笑)。説得力に欠けるしなぁ…と、オファーを頂いたときは悩みました。そんな中で今回は、正直なところ、三浦春馬と黒木メイサが出てるからオファーを受けた、という部分もあるんです。それくらい、2人には強い友情と信頼感を覚えているんです。
――三浦春馬さんとは3年ぶりの共演ですが、印象はいかがですか?
春馬を初めて見たのが地球ゴージャスの舞台。当時『すっげぇ俳優が出てきた!』と思っていたんですけど、その印象は今も全然変わらないですね。落ち着きと茶目っ気を併せ持っているし、責任感も向上心もある! そんな春馬のことが僕は大好きです。
――黒木メイサさんとは『ジウ 警視庁特殊犯捜査係』(テレビ朝日系)以来の共演ですよね。
共演してからプライベートでもすごく仲良くしているんですよ。だから、今回は仕事で、しかも制服姿で一緒になるのが、こっ恥ずかしくて! 彼女もプライベートでは「優くん」って呼んでるのに、現場では「城田くん」とか呼ぶし、お互いに「うわっ、気持ち悪っ!」みたいな感じでした(笑)。
――城田さん自身には、オトナ高校の生徒のように、克服したいコンプレックスはありますか?
これまで容姿や身長を散々挙げてきたんですけど、今はもう気にならなくなって、「人はそれぞれ違うんだ」と思えるようになったんですよ。ただ、難しいことが理解できない頭の悪さや(笑)、日常生活においてもベッドシーツの干し方ひとつ分からない自分に関しては、「どうなの!?」と思いますね。
――最後に、城田さんが出演される回の見どころをお願いします。
岩清水はオトナ高校に対し、疑問に思ったことはガンガン言うし、一見すると総理の息子の権力をひけらかす男。でも、そこには彼なりの信念があって、ただただイヤなヤツではないんです。実際、「童貞や処女が恥ずかしいなんて、世の中の風潮に流されてるだけ」というセリフがあるんですけど、僕もまさにそういう考えなんですよ。誰と何をしたいか…という個人の感覚はどの時代も自由であるべき――そういうメッセージが初めて見える回で、英人たちの思いも少し変わってくるので、ぜひご覧ください!
※番組情報:土曜ナイトドラマ『オトナ高校』
毎週土曜日よる11:05~、テレビ朝日系24局
※11月4日(土)放送予定だった第4話は、スポーツ中継延長のため休止となりました。そのため、記事内の放送日時を修正いたしました。