美容液よりも効果的?!いつものクレンジング&洗顔に“たった30秒のひと手間”
寒くなりはじめ、お肌の乾燥が気になるこの季節。乾燥対策としてクリームや美容液を投入している人も多いと思いますが、実は「洗顔」も大きな役割を担っているのだそう。
10月27日(金)に放送されたテレビ朝日のビューティバラエティ番組『BeauTV ~VOCE』では、“正しいメイク落とし”と“洗顔テクニック”を紹介していました。
教えてくれたのは、美容医療のスペシャリスト・貴子先生。
いつものクレンジングと洗顔に“たった30秒のひと手間”を加えるだけで、高い美容液を使うよりも効果的なスキンケアができるのだとか!
番組MCの河北麻友子さんも「これは知っておきたいです!」と興味津々! 早速その方法を見ていきましょう。
◆クレンジングフォーム選び
まずはクレンジングフォームの選び方からレクチャー。
大まかに分けると、クレンジングフォームには「オイル」「ミルク」「クリーム」の3つのタイプがあります。
最近は「バーム」タイプのもの人気ですが、選ぶときのポイントは、自分の肌質とそのときの状態に合ったものを選ぶということ。
オイルタイプはしっかり落とせる分、皮脂を落とす力が強いので、日常使いにはミルクタイプがオススメ。ただし、女性は生理周期で肌の状態が変わるので、それに合わせて使い分けをするのがいいそう。
「排卵日以降はプロゲステロンというホルモンの影響で少し皮脂が多く出るので、そういうときはオイルクレンジングの中でも少ししっとりするタイプを使って、角質ケアがてら皮脂も落とすようにすれば、生理前の肌荒れが起きづらくなります!」と貴子先生。
それでも乾燥してしまう場合は、クリームタイプや、バームタイプのような皮脂を残してくれるものを選ぶと良いそう。
◆クレンジング方法
次は、正しいクレンジング方法をレクチャー。
クレンジングフォームは量が少ないと摩擦で肌に負担がかかってしまうので、多めに出して使いましょう。
ここで30秒のプラスひと手間! 冬場など、冷えてしまったクレンジングフォームは手のひらで温めてなじませると効果的。手のひらを重ねて、しっかりと温めましょう。
温めたクレンジングフォームを、皮脂の多いTゾーン、あごから円を描くようになじませます。
乾燥しやすい頬や口周りは最後に優しくなじませます。
そして、しっかり洗い流しましょう。
◆洗顔テクニック
洗顔フォームには、「泡」や「チューブ」、「固形石鹸」などの種類があります。
貴子先生によれば、洗顔フォームは「泡と自分の肌との間にクッションを作ること」が大切なのだそう。泡立て方が足りなかったり、泡立てずに直接顔にのせて使ったりすると、摩擦が起きて肌荒れや乾燥の原因になってしまうのだとか!
ここでまた30秒プラスのひと手間。ボールのように丸めた手のひらの上で、メレンゲを作るようにしっかり泡立てましょう!
手を逆さにしても落ちないくらいの硬さが理想です。
手で泡立てるのが難しい場合は、ネットを使ったり、マシンを使用したりするのもオススメ。
しっかりと泡立てたら、洗顔スタート! クレンジング同様、皮脂の多いTゾーンやあごからなじませていきます。
小鼻は指先でくるくると小さな円を描くようになじませていくと、毛穴の中の汚れがしっかり取れます。
そのあと、乾燥しやすい頬を大きくストロークをかけてなじませます。頬と指の間に泡のクッションを感じながら、抑えつけない強さで優しくなじませましょう。
洗い流す時は、その温度にも注意! 「温かいお湯であればあるほど脂を落とし過ぎちゃうので、自分の体温である35度36度より少し低いくらいの温度で洗い流すようにすると、少しでも乾燥は防げると思います!」とのこと。
逆に、冷水だとしっかりと汚れを落としきることができないので、“ほどよいぬるま湯”が最適です。
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そして最後に、「ある程度自分の肌の立て直しを考えるなら、やっぱり洗顔やクレンジングにお金をかけていくべき」とスキンケアのお金のかけ方についてもアドバイスをしていました。
本気で綺麗な肌を目指して、みなさんもクレンジング&洗顔を見直してみては?
※これらの解説は、こちらから無料の動画で観ることができます(※期間限定配信)
※番組情報『BeauTV ~VOCE』(テレビ朝日)
毎週金曜深夜1時50分~(※毎月最終週は休止)、最新話のキャッチアップ動画も無料配信中