10月20日（金）よりスタートした新金曜ナイトドラマ『重要参考人探偵』。

玉森裕太演じる主人公・弥木圭は、なぜかよく死体に遭遇してしまう不幸体質な男。

彼の行く先々で殺人事件が発生し、“第一発見者”になり、“重要参考人”として捜査の対象になるも、小山慶一郎演じる周防斎、そして古川雄輝扮するシモン藤馬の協力を得て華麗に事件を解決していくという本格ミステリードラマだ。

本作では、圭、斎、シモンの3人は同じ事務所に所属するモデル仲間という設定。ということで、テレ朝POST編集部では、3人のスタイリングを手がける衣装担当のスタッフに、劇中のファッションについて話を聞いた。

 

◆キャラクターが活かされた“モデルファッション”

まずは、3人の“ファッションの特徴”を聞いてみた。

「圭は、いたってシンプル。だけどモデルらしくセンスよく、バランスのいい着こなしを心がけています。衣装合わせの際も、玉森さんご本人と『ボトムは細身のものが似合う』という話をして、そういったものを選ぶようにしています。

斎は、御曹司で推理オタクという設定ですし、シャツ＆ジャケットのファッションで、お金持ちで文系な雰囲気を表現しています。無地シャツだと、キャスターとしての小山さんの印象とかぶってしまうので、柄シャツなどを選んで差をつけるようにしています。

シモンは、一番言葉で表すのが難しいんですが…あのままの自由で、ラフなかんじです。古川さんご自身が長身なので、丈が長めの羽織モノも着こなしてくださいますし、それを着ることで雰囲気も出ますね。ラフにベストを着るパターンもありますし、パンツのシルエットもゆるいかんじにしています」

——ここを見てほしい、というポイントは？

「圭は、多色使いしていないことや、無地をあえて選んでいるので、そのシンプルさがポイント。

斎はやっぱり“メガネ”ですね。4種類を使い分けていて、毎回どれをつけるかはご本人が選んでいます」

 

◆シモン（古川雄輝）のイメージは、プロデューサーの一言がヒントに！

このように、彼らが着こなすファッションにもしっかりとそれぞれのキャラクターが反映されている。では、そのイメージはどんなところからやってきたのか？　聞いてみた。

——衣装に関して、監督や番組プロデューサーからの意見や要望はありましたか？

「実は最初、シモンのイメージがつかめていなくて。

そんななかで、プロデューサーが『シモンはパリの美大生みたいなかんじ』と言っていたのが印象的でした。実際にパリの美大生を見たことはないんですけど（笑）、『なんか分かるかも！』って思ったんです。

『圭は無地のイメージ』と言っていたのもプロデューサーで、『いたって普通の少年が（死体を発見してしまう）“不幸体質”』という方が、役柄や設定の面白さが際立つのかもしれません」

——ご本人たちからの意見などは？

「玉森さんは、最初の衣装合わせのタイミングから、圭自身が洋服を選ぶならシンプルな物を選びそうとおっしゃっていました。

小山さんは『こういうかんじがいいな』と前もって意見を出してくれるので、参考にして衣装を用意しています。

たとえば、制作発表会見の生着替えコーナーで小山さんがタートルネックを選んでいたんですが、新木優子さんの『タートルネック男子いい！』的な発言もありましたし、実際に他の出演者のみなさんやスタッフにも好評だったので、『タートルネック増やしていきたい！　タートル多めで！』と言っていました（笑）。

お金持ちな役柄のイメージとも合っているので、これから赤だったり白だったり、タートルのバリエーションを増やしていけたらいいなと思っています」

 

◆どんな衣装を着てほしい？

そして、本作では“モデルの仕事”というシチュエーションで、いろいろな衣装が登場する。そこで「3人に着てほしい衣装」を聞いてみた。

「原作では圭だけの設定だったんですが、ウェディングモデルの衣装はぜひ3人に着てみてほしいです！」

ドラマに登場するかはまだ分からないが、もし実現するなら3人のウェディングモデル姿も見てみたいところだ。

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10月27日（金）に放送される第2話では、国民的女優の相手役をかけたCMオーディション会場が舞台となる。そこでは、圭がこんなバーテンダー衣装で登場！

さらに、この格好で“バーテンダーの技”を見せるシーンもあるのだとか。これは見逃せない。

圭、斎、シモンが力を合わせて事件を解決に導く姿はもちろん、そんな彼らが着こなすファッションにも注目だ！

※番組情報：金曜ナイトドラマ『重要参考人探偵』第2話
2017年10月27日（金）午後11：15～深夜0：15、テレビ朝日系24局（一部地域で放送時間が異なります）