あの伝説ミステリーのDNAが!独特の世界観が魅力の新ドラマ『重要参考人探偵』
玉森裕太が「なぜかいつも殺人事件の現場に居合わせ、死体の第一発見者になってしまう不幸体質の男」という役柄に挑戦している新金曜ナイトドラマ『重要参考人探偵』。
玉森演じる主人公・弥木圭が行く先々で殺人事件に巻き込まれ、モデル仲間の周防斎(小山慶一郎)、シモン藤馬(古川雄輝)とともに事件を解決していくという本作。
本格ミステリーとして素直に楽しむのも正解だが、セリフや芝居のテンポ感にツッこんだり、笑ったりすることができ、そのテイストはまさに『TRICK』や『時効警察』の流れをくむものだ。
◆『時効警察』のスタッフ&キャストも参加
実際、『時効警察』でトレンチコートが似合う、とぼけた刑事を演じた豊原功補が、本作では強面の刑事役として出演。また、『時効警察』を生み出した監督の一人、塚本連平監督がチーフ監督としてメガホンをとっている。
そんな、一世を風靡し、伝説のコメディミステリーを生み出したメンバーたちが新たな伝説に挑んでいるのがこの『重要参考人探偵』なのだ。
“キャラクタードラマとしてのマニアックさ”と“本格ミステリーとしての魅力”、両方が楽しめるエンターテインメントドラマで、金曜ナイトドラマ枠ならではのコメディミステリーに仕上がっている。
◆笑いのなかにも“切なさ”が…
さらに、ミステリーとしての魅力が存分に詰まっている点も特筆すべき点。
10月20日(金)に放送された第1話では、時計メーカーを舞台に嫉妬、羨望、愛憎が重なりあって事件が起きる様を見事に描き、その背景にあるサラリーマン社会の「あるある」には共感する視聴者もいたことだろう。
一方で、真犯人の抱えていた“悔しさ”もきちんと描き出され、コメディータッチでありながら“切なさ”も感じられる上に、事件解決の爽快感を体験できる作品となっていた。
そして、10月27日(金)に放送される第2話では、ある国民的女優の相手役をかけたCMオーディションで殺人事件が発生!
案の定、その“不幸体質”で第一発見者となってしまう圭…。己の無実を証明するため調べ上げた事実から、圭が導き出した真相とは?
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伝説のミステリードラマのDNAを受け継ぐ『重要参考人探偵』。第2話は、その独特なテンポ感に“ツッコみながら”楽しんでみてはいかが?
※番組情報:金曜ナイトドラマ『重要参考人探偵』第2話
2017年10月27日(金)午後11:15~深夜0:15、テレビ朝日系24局(一部地域で放送時間が異なります)