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タモリ、外国人観光客“9倍”の岩手・盛岡を訪問!観光客が感動した“ベスト10”をめぐる

6月1日(土)、『タモリステーション』の最新作が放送される。

今回のテーマは、今大きな盛り上がりを見せている“インバウンド”。

スタジオゲストには、航空・旅行アナリストで帝京大学非常勤講師の鳥海高太朗氏、インバウンドでのマーケティング論を専門とする桃山学院大学副学長の辻本法子氏、そして父親がアメリカ人で自身も留学経験を持つ女優・宮澤エマを迎え、なぜ今多くの外国人旅行客が日本を訪れているのか、その理由を徹底調査していく。

2024年3月、1カ月の訪日外国人数が初めて300万人を突破し大きなニュースとなったが、4月も同様に300万人を超え、2カ月連続で300万人超えを記録。今、空前のインバウンドブームが起きている。

日本を訪れる外国人たちの観光は年々、多様化、マニアック化しており、口コミやSNSなどをもとに自ら日本の魅力を発掘しはじめている。

そのため突然外国人ばかりの行列が発生したり、有名観光地ではない“意外な場所”に観光客の姿が増えたり、コロナ禍前とはその旅先はガラリと変化している。今、外国人旅行客は日本に何を求めているのか?

◆タモリが盛岡を取材!

今回はタモリがカメラ片手に岩手県盛岡市での取材に乗り出す。

盛岡は昨年、アメリカ・ニューヨークタイムズ紙の特集記事“2023年に訪れるべき世界の52カ所”でロンドンに次いで世界2番目に紹介され、その影響もあって盛岡を訪れる外国人観光客の数は約9倍を記録している。

外国人の目から見て、盛岡のどこがそんなにも魅力的なのか。タモリはニューヨークタイムズに盛岡の紹介記事を寄稿したライターであるクレイグ・モド氏、森山みなみアナウンサーとともに現地を訪問。「外国人観光客は盛岡のここに感動した!ベスト10」をめぐることに。

ランクインしているのは、名所旧跡はもちろんのこと、ニューヨークタイムズおすすめの絶品グルメや、モド氏が盛岡でもっとも感動したというジャズ喫茶、そして伝統工芸の工房までさまざま。さらに、ある理由で外国人に人気という、わんこそばにタモリも挑戦する。

タモリは気に入った風景を激写するとともに、行く先々で出会った外国人旅行者に「なぜ盛岡を旅先に選んだのか」インタビュー。そんな独自取材により、日本人が気づかない盛岡の魅力、ひいては日本のよさを掘り起こしていく。

◆見すごしがちな日本の魅力を探る!

タモリは盛岡ロケの感想を「今回、盛岡の街を歩いてまわってみて、“外国人観光客のみなさんはこんなところに興味を持っているんだな”という新たな発見があっておもしろかったですね。我々にとっては当たり前のことが、海外の方々の目にはとても新鮮で不思議に映るんですよね。“インバウンド”という視点から見ることで、逆に日本には独特の文化があることを強く感じました」と話し、日本文化の奥行きの深さに気づかされたと報告。

さらに、「そういった日本文化のユニークさ、特殊性を理解すると、我々自身もいろいろなものがおもしろくなってくるんじゃないでしょうか。この番組が、私たち日本人が見すごしてきたものをもう一度考えてみるきっかけになればいいなと思います」と、期待を込めてメッセージ。日本はまだまだ世界をワクワクさせるポテンシャルを秘めていることを力強くよびかけていた。

※番組情報:『タモリステーション
インバウンド最前線~訪日外国人に学ぶ日本の観光底力〜
2024年6月1日(土)よる8:54~10:24、テレビ朝日系24局