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海のない長野で見つけた“船と人”が織り成す物語 「人形なんだけど人形じゃないものにしたい」

世界各国の美しい港町や風景を伝える番組『港時間』。

5月18日(土)の放送では、長野県の信州新町を特集した。

映画『アフリカの女王』で小型乗船期のキャプテンを演じたときのハンフリー・ボガート。

ハドソン川のタグボートの船上でポーズをとる船長や釣り人も。

これらはすべて、粘土細工だ。

作ったのは、造形アーティストの礒岩まさるさん。彼の世界は、船と人が織り成す物語に満ちている。

礒岩さん:「ひとつの作品の中からいろいろなドラマが発生する。人形なんだけど人形じゃないものにしたい。『どのような生き方をしてきたんだろ』みたいな、そこまで見る人が見て解ってもらえれば最高に面白い」

2008年から長野にもアトリエを作り、創作に励んできた。

澄んだ空気と美しい水辺。信州の自然に身を置くことで生み出された生き生きとした「人の姿」。観るものを心の旅に誘う。

「風や匂い、光は作品の制作とまったく一緒。それまで表現できたら一番楽しい」と話す礒岩さん。

海のない長野で見つけた瑞々しい港時間だ。

なお、次回5月25日(土)放送の『港時間』は、神奈川県の横浜ベイサイドマリーナを特集。

2017年から約6年をかけて日本一周したという夫婦セーラーを紹介する。

※『港時間』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)
番組情報:『港時間
毎週土曜 よる10:54~11:00、テレビ朝日

(ABCでは毎週金曜 よる11:10~、メ~テレでは毎週日曜 午後5:25~に放送)