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田中哲司の男泣きが辛い…ドラマ『Believe』で娘を殺された父を熱演し「さすがの演技に引き込まれた」

5月23日(木)に放送されたドラマ『Believe-君にかける橋-』第5話では、逃走中の受刑者・狩山陸(木村拓哉)を半田豊(田中哲司)が匿う展開が描かれた。

半田は、娘を殺した相手に復讐を考えていたが、狩山の説得を受け目を潤ませる一幕も。

複雑な心境を抱く半田をベテラン俳優の田中哲司が熱演し、視聴者の涙を誘っている。

(※以下、第5話のネタバレがあります)

◆「俺は騙されない、騙されないよ」

前回第4話、逃走中にいきなり謎の男に連れ去られた狩山(木村)。

男の正体は、狩山が以前仕事でかかわった静岡の工務店を営む半田だった。半田は狩山の正体を伏せながら自身の携わる建築現場に連れていき、仕事のサポートをさせるなどしてともに過ごす。

そんななか、狩山は半田の娘が未解決の事件で殺されていることを知る。狩山は半田のもうひとりの娘から、犯人に復讐しようとしている父を止めてほしいと頼まれた。

半田と2人きりになった狩山は、ふいに「(娘が)半田さんが復讐するんじゃないかって心配してました」と切り出す。

これに半田は、「あんたに何がわかる、俺はわが子を失ったんだ」「犯人は今ものうのうと生きていやがる」と憤った。

警察は現在進行形の大きな事件ばかりを追っていて頼りにならないともいい、「ならこの手で犯人を同じ目にあわせてやりたいって思うのは当然だろ!」と続ける。

ここで狩山は、父親が加害者になったら残された娘はどうなると指摘。すると半田は、自分は捕まらないといい、受刑者の狩山を拾って匿ったのは「罪をなすりつけるため」だと語った。

しかし狩山は「半田さんにそんなことはできません」と言い切る。狩山が「俺現場で一緒に過ごして思ったんです、半田工務店の皆さんって家族みたいだなって」と語りだすと、半田の顔は徐々に歪み、目が潤んでいく。

狩山の言葉に半田は「うるせえっ!」と反発したが、「まわりくどい止め方しやがって」という声は震えていた。

鼻をすすりながら「あんた口がうまいからな…俺は騙されない、騙されないよ」と涙声で抗い続ける半田の姿。

辛い心境の父親を田中が見事に表現し、SNS上では「やるせなさと優しさを田中哲司の素晴らしい演技を通し体感した」「さすがの演技に引き込まれた」「演技力化け物だから苦しくなるー」と心を掴まれる視聴者が続出していた。

ドラマ『Believe-君にかける橋-』は、TVerにて無料配信中

動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では過去回も含めて配信中!

番組情報:『Believe-君にかける橋-』第6
2024年5月30日(木)よる9:00~ 、テレビ朝日系24局

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