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「お腹空いちゃった」ももクロ・玉井詩織、収録中にまさかの空腹!?

「お腹空いちゃった」ももクロ・玉井詩織、収録中にまさかの空腹!?

ももいろクローバーZのリアルな姿を配信するテレ朝動画のオリジナル番組『ももクロChan』。

#708は人気企画「っぽいキング決定戦」をお届け!

◆「油すまし」はカサカサのおばあさん? それともスライム?

「っぽいキング決定戦」は、クイズが不得意なももクロのために生まれたコーナーだ。

問題に対して、正答ではなく「一番正解『っぽい』答えを導いた人がキングに輝く」というルールで行われる。

今回挑戦するのは、百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏と、ゲスト芸人のオラキオ、お見送り芸人しんいちの5人だ。司会は、平成ノブシコブシの徳井健太が務める。

#707からスタートした今回の「っぽいキング」は現在のところ、しんいちが「2キング」、玉井が「1キング」となっている。

そして今回最初の出題は「『油すまし』っぽい絵を描いてください」というイラスト問題だ。

油すましとは熊本県に伝わる妖怪で、全身に“みの”を羽織り、すました顔をしている。油の入った瓶を持ち、峠に出現して、通行人を驚かせるといわれている。

水木しげるマンガで育った世代だというオラキオは「もちろん知ってます」と言い、みのを羽織って、油を舐めようとする妖怪を描いてみせる。

玉井が描いたのは、髪の長い老婆が、油に手を伸ばすシーンだ。

玉井いわく「(肌が)カサカサのおばあさんが、家庭の油を盗んで、体に塗りたくっている」とのこと。油すましを“美容妖怪”と考えるあたり“美容マニア”の玉井らしい回答だ。

しんいちは、住まわせることで裕福になる「座敷わらし」的な妖怪を想像したイラストを披露。「すまし」を「住まわせる」と解釈した点は見事だが、「っぽい」からは少し外れている。

そして佐々木は「油のスライム状のかわいらしいキャラクター」を描いた。その表情が少し「おすまし」しているのだが、こちらも「っぽい」からは、やや遠い。

最後に回答をオープンした百田のパネルには、シンプルな銀杏の葉っぱのようなものが描かれている。百田は「昔の言葉では『油すまし』だけど、今だと『油さまし』」と説明し、それが煮えたぎる油を冷ますためのうちわだと説明。

#707でなぜか百田と通じ合いかけていたしんいちはこの百田の回答に「なるほどぉ」と感心している様子。今回の「っぽいキング」は、思いがけず共鳴し合うこのふたりの行方も気になる!

そして今回の「油すましっぽいキング」には、オラキオが選ばれた。

◆お腹が鳴っちゃったしおりん

続いては、川端康成の小説『雪国』の冒頭「『国境の長いトンネルを抜けると雪国であった』に続くそれっぽい文章を考えてください」というお題が出された。

頭を使う問題が続くなか、玉井はお腹を鳴らしてしまい、少し恥ずかしそう。

「お腹空いた! 小説なんて考えられない!」と言うと、佐々木も「お菓子食べながらやりたい!」と乗ってくる。

スタッフに甘えようとするふたりに、徳井は「厳しく育てられたのに、ちゃんとワガママ言うんだ。おもしろいね」と驚いてみせる。佐々木は「やっと言えるようになったよね」と笑う。

徳井に「ももクロは、コラムの仕事とかしたことないの?」と聞かれるが、どうやら文章の仕事はまだ経験がない様子。

ところが佐々木は「私、作文とか超得意だった。市の作文大会とか出たことある」と、意外な過去を明かす。

徳井に「ギャルじゃなかったの?」と尋ねられるが、「違うの! 優等生だったの、めちゃくちゃ。委員長もやるし。スピーチとかやったことある」とアピール。20代前半で遅咲きのギャルになった佐々木は、実は文才もあるマジメな学生だったようだ。

このお題への回答次第では、ももクロに文章仕事も舞い込むかも!?

◆やっぱり夏菜子は天才!?

気になる正解は、「夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。向側の座席から娘が立って来て、島村の前のガラス窓を落した。雪の冷気が流れこんだ。」という見事な文章だ。

この名文に迫る「っぽい文章」は、果たして現れるのだろうか。

オラキオの「雪よりも白い鳥がふるえながら私を見ていた。」には、玉井が「もしかして『君たちはどう生きるか』観た?」と、的確なツッコミ。図星だったオラキオは、少し恥ずかしそう。

学生時代は文才を発揮していたという佐々木の回答は、「僕はただひとり立ちすくむしかなかった。あれから半年の月日が経ったのか…僕の人生を変えたあの…あの日から。」というもの。

どうやらこの文章以降、主人公の悲しい過去が明らかになる筋立てらしい。本家の味わいとは異なるが、先が気になるいい文章だ。

玉井も佐々木とちょっと似た趣。「見わたすかぎり真っ白の銀世界。それ以外のことはなにも分からない。自分がなに者かもわからない私は、ただ雪の中をひたすら歩くしかなかった。一軒の家が見えてきた。中には誰もいない。……」

この文章のあとで、その一軒の家から変死体が見つかるという、ミステリー小説を想像して書いたそう。

気になるのは、集中して書き上げていた百田の回答。

「そこはあまりにも真白で,僕の心まで一瞬にして白くなるのが分かった。これは真白になった僕の心がまた黒くなるまでの物語。人は簡単じゃない。そんな誰もが知る深くを一緒にぼうけんしてみましょう。」

「心が黒くなる」というダークな設定や、「誰もが知る深くを」という文学的な表現に、一同は驚きを隠せない。

しんいちは「ユニバの乗り物乗る前?」と、アミューズメントパークのアナウンスを引き合いにイジろうとするが、百田が「どんなに心が真白でも、また黒くなるじゃないですか。どうやって人が黒くなっていってしまうのかを(描いていく)」と説明すると、その真意に舌を巻く。

残る回答はしんいちだ。#707で本人いわく“ジョン・レノン超え”してしまったしんいちは「川端康成も超えちゃいそうで怖い」と語っていたが、その答えは次回明かされる!

本エピソードの再編集版は、5月24日(金)朝5時からBS朝日で『おはよう!ももクロChan』として放送される。

テレビ放送はもちろん、未公開映像がたっぷり詰まったテレ朝動画のデラックス版『ももクロChan』もチェックしよう!

※動画の視聴は、こちらから

※テレ朝動画『ももクロChan
次回は2024年5月24日(金)よる6時ごろ配信開始予定 過去のアーカイブも公開中!

※テレ朝動画『川上アキラの人のふんどしでひとりふんどし
毎週月曜よる7時〜生配信!ももクロもゲストで出演も! アーカイブも公開中

※テレ朝動画『Musée du ももクロ ~アートの学びをデザインする~

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