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オードリー若林、弘中綾香アナの産休中に“大変な仕事”と実感「代打の方々がげっそりしていた」

5月11日(土)の『激レアさんを連れてきた。』は、「逆境の強レア大先輩SP」と題したゴールデンスペシャルが放送される。

今回は“激レアさん”として梅沢富美男と小林幸子の大御所2人が登場し、それぞれ衝撃&波乱万丈な半生を激白。

そんなスペシャルな収録後、MCの若林正恭(オードリー)&弘中綾香(テレビ朝日アナウンサー)の囲み取材が行われた。

――ゴールデンSPということで、大御所の梅沢さん、小林さんに激レアさんとしてご出演いただいたわけですが、どのような見どころがございますか?

若林:「結構いろいろなところで、さまざまな伝説とかを聞いているレジェンド級の2人なのですが、聞いたことのない話が今回はたくさん聞けました。何度も共演させていただいているのに、『よくこの話を知らないでここまできたな』と僕自身も思った話がいくつかあったので、視聴者の方にとっても知らない話があると思います。『そうだったんだ…!』と驚きながらも、楽しめることが見どころだと思います」

弘中:「時代のせいにしてはいけないのですが、『昭和ってすごかったんだな』と思いました。芸能界を50年以上生き抜いてきた方々の言葉の重みや、時代を見てきたというお2人の生き様が伝わる内容になっています」

若林:「『何度も時代が違うからね!』とフォローを入れたくらいお2人とも、今では考えられない激レアすぎる体験をされていました(笑)」

――梅沢さん、小林さんの印象や、びっくりしたエピソードを教えてください。

弘中:「私、勉強不足だったのですが、梅沢さんが人に勧められて女形に転身されたというお話を初めて知りました。ずっと昔から女形で活躍されていると思っていたので。いろいろ紆余曲折あって、女形をやったら花開いたというエピソードはびっくりしました」

若林:「小林幸子さんの衣装にまつわるエピソードにびっくりしました。首にダメージを負いながら、ステージをこなしていたという話には泣けてきました。あとは、衣装が自分持ちだということもびっくりしました」

――大御所の方や大先輩にお話を伺うというだけで緊張してしまいそうですが、お2人は緊張などされないのでしょうか?

弘中:「緊張はします。大御所になればなるほど、懐が深い方が多いですし、皆さんが想像しているような強い圧もないです。緊張はしますけれど、この番組に来てくださる方は皆さん優しいので、のびのびとご一緒させていただいています」

若林:「もちろん緊張はします。大御所の方というのは、いろいろなことを経験されている方が多いので、懐が深く、僕らの緊張もすべてを受け止めてくれるので、そこまで深刻に考えたりはしていません。器の大きさを同じスタジオにいるだけで感じることができるので、逆にリラックスして収録することができるんです。

われわれの仕事は、滑っても、失敗しても、どこかで話せますし、昇華できるので、失敗したらどうしようと自分を追い詰めて緊張するということはあまりないかもしれません」

――今回のゴールデンSPで大御所のお2人の大ピンチを乗り越えていく生き様があったと思いますが、ご自身はどのようにピンチがございましたか? また、それをどのように乗り越えてきましたか?

弘中:「ピンチありましたか?」

若林:「相方に忘れないでほしい事件はありましたけど(笑)。あのときのラジオは大変でしたね。ピンチでいうとそれくらいかな。オードリーとしても、個人としても、仕事がストップするのかなと思いながら過ごした2日間でした」

弘中:「そのピンチを乗り越えられたのは、“チームワーク”があったからですか?」

若林:「チームワークと言うか、彼はずっと頭下げていただけですから(笑)。忘れないでほしいので、いろいろな場所でこの話をぶり返しています。ここでもしっかりお伝えしておきます! 『忘れるなよ』という意味を込めて(笑)。でも思ったより相方の好感度が下がらなかったので、ちょっと悔しいですね。今からでも下げたいです(笑)」

弘中:「コンビの助け合いですよね」

若林:「そうですね、言われてみるとそうかもしれないです。今度激レアさんで、この件を短めにやってもらいたいですね」

弘中:「私は、ピンチとして思い浮かぶものはないのです。でも、今回、半年くらい番組をお休みすることになって、『どうなるのかな?この番組』と思ってたんです。でも、アナウンス部の先輩、後輩がバトンをつないでくれて、大変助かりました。OA自体はバタバタしていたこともあり、まだ見られてはいないのですが、いろいろな方に助けていただいたなという印象です」

――今回はゴールデンSPということで、豪華な大御所激レアさんということもありますが、レギュラー回と比べてなにか「スペシャルだな」と感じたところやいつもと異なる点はございますか?

若林:「梅沢さんはたしかに大御所ではあるのですが、(ゲストの)ホラン(千秋)ちゃんや弘中ちゃんにプレスされていた感じがあり、いつもの激レアさんより大きな圧を受けていたんじゃないですかね。ホランちゃんと弘中ちゃんにプレスされるという梅沢さんの姿はなかなか見られるものではないので、そこも見どころの一つだと言えると思います!

通常の激レアさんでは、激レア体験についてそこまで言及したりしないんですけど、今回のSPでは、ホランちゃんが事実かどうか、えらい追及してました。梅沢さんにグイグイ追求できるのは、ホランちゃんしかできないことなので助かりました」

弘中:「歴史を辿ってきたお2人なので、自分の話をすること自体、話し慣れていました。一つの芸として、完成されていました。ありとあらゆる言葉の使い方、そのすべてに無駄がないんです。そういった方はなかなかいらっしゃらないので、私がプレゼンするよりも、先のことを言わないでほしいと、お2人をコントロールすることに力を使いました」

若林:「お2人ともエネルギーがあるからね(笑)」

弘中:「話したい、知ってほしいという気持ちが、お2人とも大きかったのですごく前のめりで話してくださっています」

――その様子は、映像にもしっかりと現れているんですね。

弘中:「そうですね。元気になると思います!」

――弘中さんにとって、このゴールデンSPが産休育休明けの初めての収録となりました。久しぶりに弘中さんのプレゼンを聞いてみていかがでしたか?

若林:「ブランクはまったく感じませんでした。3本撮りって、3本丸々リハをやっているので、本番とリハと合わせて6本分を実施するんです。僕はそれに気付いていなかったのですが、弘中ちゃんの代わりに来るアナウンサーが、リハの時点からげっそりしていたんです。

テレ朝のアナウンサーが肩落とした状態でスタジオから出てくるのを何度も見たので、そんなに大変なのかと思ったのと同時に、『そうか…一人プレゼンの番組だからカロリー使うよな…』と納得しました。

そんな大変な収録にもかかわらず、一人でずっとプレゼンをしてきた弘中ちゃんは3本撮りの女王だなと(笑)。『指名が来ちゃったんですよ…!』と言いながら来ていましたからね、代打の方々。それだけ大変な仕事なんだと思います」

弘中:「なかなかないですからね。私自身は半年間、休んだという感覚がなかったです。ゴールデンということもあったかもしれませんが、意外とスッと戻れましたね。『やんなきゃ!』という思いでいっぱいだったので、久しぶりの収録に多少の緊張はしていたのですが、すぐに消えました」

※番組情報:『激レアさんを連れてきた。』逆境の強レア大先輩SP
2024年5月11日(土)よる6:30〜8:00、テレビ朝日系24局

※『激レアさんを連れてきた。』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)

※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では過去回も含めて配信中!