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『ポツンと一軒家』歴史あるお寺を受け継いだ男性。喜びに満ちたアイデアに所ジョージも驚き

日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』

5月5日(日)は、ゲストに上川隆也と宮本茉由を迎えて放送される。

千葉県南部の外房側にある深い山の中、切り拓かれた土地に密集して建つ建物を発見。敷地内にはカーブの多い複雑なつくりの道があるようにも見える。

今回、捜索隊が向かった千葉県の外房にあるポツンと一軒家は、以前捜索した5000坪の作業小屋兼親戚たちの遊び場で暮らす男性からの紹介。

「アジサイで有名なお寺ですが、住職とお母さんのお二人で暮らしているんです。この町の端にある山の中で、車だと40分くらいですよ」という情報を元に、捜索へと向かうことに。

目印として教えてもらった廃校を利用した手打ちそば店の先からは、一気に険しい山道へ。狭く急傾斜な荒れ道が続くなか、道のところどころが崩落しており、ガードレールが崩れ落ちてしまっているところも。

そんな危険な山道を登った先にお寺の駐車場が見えてくる。車を停車し歩いて近づいていくと、山の頂を切り拓いた敷地に壮大なお寺が姿を現す。

そこで、にこやかに出迎えてくれたのは66歳のお寺の住職と89歳の母。住職は庭の手入れ作業中だったそうで、パーカー姿で境内を案内する。

お寺の創建は鎌倉時代にまでさかのぼるが、山深く参拝に不便だったため、これまでに三度の廃寺と再建を繰り返してきた。境内は長く藪で覆われてしまっていたそうで、昭和6年に隣町で住職をしていた亡き父が再建を決意し、手作業で整備したのだという。

そのときに、「宗派を問わずに見に来ていただける」と7万本ものアジサイを植樹。現在では、初夏を迎えるころには2万本ほどのアジサイが咲き誇り、多くの参拝客が集まるのだそう。

12歳で出家し、昭和58年に先代の住職である父が亡くなった後、お寺を引き継いだという住職。柔らかな人柄で捜索隊と受け答えしながら、「いつ参拝にいらしてもお花を楽しんでいただけるように」と境内を案内していく。

春はシャクナゲ、秋にはモミジなど、敷地のいたるところに花木が丁寧に植えられている。歴史あるお寺を再建した父から受け継ぎ、「より多くの参拝客に喜んでいただきたいんです」とにこやかに語る。

その本殿には、参拝客が直接手に触れることができる“パワーブッダ”や、“愛の将軍地蔵”といった、住職のアイデアに満ちたものがズラリ。はたして、所ジョージや林修も驚きの連続となった本殿の様子とは?

※番組情報:『ポツンと一軒家
2024年5月5日(日)午後7:58~午後8:56、ABCテレビ・テレビ朝日系列にて全国ネット