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“ポツンと一軒家”への道が土砂崩れ!急傾斜に倒木まで…捜索隊も緊張「すごい所ですよ」

“ポツンと一軒家”への道が土砂崩れ!急傾斜に倒木まで…捜索隊も緊張「すごい所ですよ」

日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』

4月28日(日)は、ゲストに岩城滉一と渡邉美穂を迎えて放送される。

岐阜県南部の山の中でポツンと一軒家を発見。細長く切り拓かれた敷地には、畑が並んで配置されている。

最寄りの集落へとやって来た捜索隊は、作業中の女性を発見して衛星写真を確認してもらう。だが「う~ん…」と衛星写真では見当がつかないよう。

女性の夫も交えて確認してもらうと「方角はわかるけど(この一軒家のあたりは)さっぱりわからないですね。この先の集落で聞いてみてください」と、さらに先にある集落とポツンと一軒家の分岐の道まで送ってくれることに。

教えてもらった集落に向かって捜索を再開するやいなや、先ほどの女性から「目指す一軒家を知っていそうな人がいたので、ご紹介します」と着信が。

それは先ほどの夫婦の後輩の女性で、「中学生までの同級生の家で、80歳を過ぎた元気なお母さんと一緒に暮らしていると思います」とかなり有力な情報も得ることができた。しかも同級生の女性と夫婦が、親切にも案内役を買って出てくれることに。

一軒家へと向かう山道は深い杉林に覆われており、ところどころ土砂崩れの跡も残されたまま。急傾斜の上り坂で倒木もそのまま残されている場所もあり、「これは…すごいところですよ!」と捜索隊も慎重にハンドルを握る。

そんな険しく荒れた山道の先に棚田が見えてくる。そこは、山の中腹から尾根にかけて細長く切り拓かれた土地だ。

同級生の呼びかけに答えながら出迎えてくれたのは、畑作業中の61歳の男性。この地は200年以上も前から代々受け継いできた土地で、かつては5軒ほどの家がある集落だったが、50年前にポツンと一軒家になったそうだ。

1年前に父を亡くし、現在は86歳の母が一人暮らし。男性は70キロ離れた自宅から実家に通い、週の半分ほどは一緒に暮らしているのだという。

父が亡くなる直前まで作業をしていたという傾斜のある棚田を前に、「先祖代々受け継がれたこの棚田を守るのは、自分の役割だと思っています」と語る男性。あぜ道は狭く急こう配のため、大型の農耕機を入れることができない。

だが亡き父と同じように、歩行型の農耕機で手間暇をかけて棚田の手入れをする姿から男性の故郷への思いがあふれているようだった。

さらに、当たり前のように畑作業をする86歳の母が、畑で採れた野菜を料理して捜索隊に振る舞う様子などに触れ、ゲストの渡邉も「自分の実家ではないのに、思わず帰省したくなりました」としみじみ語る。

※番組情報:『ポツンと一軒家
2024年4月28日(日)午後7:58~午後8:56、ABCテレビ・テレビ朝日系列にて全国ネット

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