木村拓哉を主演に迎えておくる、希望と再生のヒューマンエンタメ大作『Believe－君にかける橋－』（脚本／井上由美子）。

大手ゼネコン「帝和建設」の土木設計部部長で、橋づくりに情熱を燃やす主人公・狩山陸（木村）。

彼が、刑務所に収容されるという思わぬ困難に見舞われながらも、決して諦めることなく希望と再生の道を模索。先の読めない手に汗握るサスペンスとスリリングかつ心に染み渡る人間ドラマが交錯する壮大な物語を紡いでいく。

【映像】豪華共演者解禁PR

初回放送を1週間後に控えた4月18日（木）、TOHOシネマズ六本木ヒルズでキャスト登壇イベントが開催され、木村以外のメインキャストが明らかになった。

竹内涼真（強い執念で狩山を調べる刑事・黒木正興役）
山本舞香（狩山に憧れる部下・本宮絵里菜役）
一ノ瀬颯（狩山を尊敬する主任・南雲大樹役）
北大路欣也（特別出演／狩山が従事する「龍神大橋」工事の一次下請業者である坂東組の社長・坂東五郎役）
上川隆也（友情出演／狩山が収容される国立刑務所の刑務官・林一夫役）
斎藤工（狩山の弁護を担当する弁護士・秋澤良人役）
小日向文世（狩山のよき理解者である「帝和建設」社長・磯田典孝役）
天海祐希（狩山の妻で優秀な看護師長・狩山玲子役）

メインキャスト8名が正式発表され、会場に詰めかけた観客を大いに沸かせた。

観客席の中央扉から登場し、観客とハイタッチしながら壇上に上がった木村は、「とても素敵で、とても贅沢な共演者の皆さんとこの場に立てることを、非常に光栄に思っております」とコメント。

残念ながらスケジュールの都合で欠席だった北大路もVTRでスペシャルメッセージを寄せ、錚々たるメインキャスト陣と初めて公の場に並んだ木村も感無量の様子。「撮影では皆さんがいてくださるので、無駄な日が一日もないし、無駄なカットがひとつもない。本当に現場は“豊か”です」と、誇らしげな表情で力強く語った。

◆「木村さんは“マジで本気”」

一方、今回発表されたキャストたちも日々充実感を覚えているそう。

竹内が「木村さんが“マジで本気”なので、僕も“マジで本気”でいけるんです！」と力説すれば、斎藤も「木村さんはいつも役柄に“マジで本気”。今回も面会室で対峙するシーンで、背筋がゾゾゾッとするような目をされていて、鳥肌が立ちました」と証言。

上川からも「木村さんのエンジンが力強いからこそ、現場も力強く前進していける」という声が上がった。

かたや木村はというと…「エンジンだけがあっても走ることはできない。スタッフ・共演者で一台の車体を作り上げて皆さんにお届けしたい」と謙虚。言い出しっぺの竹内をはじめ、共演者の誰もが“マジで本気”だと明かし、チーム全体の熱量の高さを強調した。

さらに木村は、「涼真は体育系」、「舞香ちゃんは自然体」、「颯とはクランクインですごく仲良くなった」、「上川さんはお会いするとうれしくなっちゃう方」、「工は本番以外は常に微笑んでいる（笑）」、「小日向さんは出来上がりを見ると、スゴイなと思わされる人。“ちょっとだけ置いていかれている自分”がいる感覚を受ける」と、共演者たちの印象やエピソードを紹介。

そんななか、夫婦役を演じる木村と天海が突然、“2人だけの世界”に。

天海が隣の木村に向かって身を乗り出し、「（私の印象は）どうですかっ!?」と詰問。木村も横を向き、“妻”天海と真正面からジーッと見つめ合う体勢に。

一瞬たりとも目を逸らすことなく、木村が「そばにいると感じさせてくれる温度とか匂いとか全部ひっくるめて…“ありがとうございます！”という感じです」と感謝の気持ちを伝えると、天海も「熱量を持ってお芝居に向き合っていらっしゃるんだな、と常々感じていたのですが、それを目の前で拝見し、『あぁ、これが木村拓哉さんか』と。とても新鮮でいて、よく練り上げられたものを感じられて、すごく楽しいです」と“夫”を絶賛。

加えて「これからどんどん撮影が進むにつれて、もっと仲も深めていきたい」と、木村への信頼感をにじませた。

◆主題歌はMAN WITH A MISSION

さらにイベント終盤には、主題歌がMAN WITH A MISSIONの『I’ll be there』であることも発表された。

実はこの曲、MAN WITH A MISSIONが木村の2ndアルバム『Next Destination』（2022年リリース）に提供した楽曲なのだが…。

今回は「歌詞の内容やワードの一つひとつが各登場人物の思いや、ドラマの空間とすごく重なる」と感じた木村の提案で、MAN WITH A MISSIONがセルフカバーすることに。バンドによる新アレンジを加え、壮大な物語を力強くバックアップしていく。

約2年半を経て復活するMAN WITH A MISSION×木村の強力タッグ。「イントロや楽器の音数などに『俺たちだったら、こうやるよね』という新しいアイデアが詰まった“完全なるマンウィズのバージョン”になっていました。聴いたそばから、真摯に向き合ってくださったことがすごく感じ取れて、本当に感謝しかありません！」と木村が胸躍らせた主題歌にも注目だ。