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上白石萌音主演ドラマ『霊験お初~震える岩~』、個性豊かな8人の豪華共演者を一挙解禁!

“稀代のストーリーテラー”宮部みゆき氏の傑作時代小説を、上白石萌音主演で初映像化するテレビ朝日ドラマプレミアム『霊験お初~震える岩~』

不思議な力=“霊験”を宿した町娘・お初(上白石萌音)と“草食系”の与力見習い・古沢右京之介(京本大我)が“凸凹バディ”を結成し、江戸の町で起きた奇怪な連続殺人の謎に迫っていく、“時代劇×ミステリー”が絶妙に融合した大型スペシャルドラマだ。

そんな本作の豪華共演者8人が一挙発表。

坂東彌十郎、満島真之介、髙嶋政宏、倉科カナ、野波麻帆、味方良介、和田正人、宮野真守ら個性豊かな名優たちが揃い踏みとなった。

◆『忠臣蔵』の悲しい真相

物語の舞台は、江戸時代後期の享和2(1802)年、第11代将軍徳川家斉の治世。日本橋通町の一膳飯屋の看板娘・お初は、ある出来事をきっかけに「ふつうの人間には見えないものが見え、聞こえないものが聞こえる不思議な力=霊験」に目覚める。

その霊験を見込んだ南町奉行・根岸肥前守鎮衛の頼みで、お初は与力見習いの古沢右京之介とともに一度死んだ男がよみがえったという奇怪な“死人憑き”事件を調べることに。

やがて“死人憑き”の犯行と思われる連続殺人事件が発生。そして、さらなる謎がお初たちの前に。

それは約100年前、『忠臣蔵』の物語の発端を作った赤穂藩主・浅野内匠頭が切腹した庭に置かれた岩が、夜ごと鳴動しているというのだ。

これらの謎は絡まり合い、しだいに大きなうねりとなって『忠臣蔵』の奥底に秘められていた悲しくも切ない夫婦の物語へとつながっていく。

◆坂東彌十郎、満島真之介が強力バックアップ!

歌舞伎俳優・坂東彌十郎が演じるのは、南町奉行・根岸肥前守鎮衛。

彼は世間でささやかれる不可思議な奇談を収集し、『耳袋(みみぶくろ)』と名づけた書物にまとめたことで歴史に名を残した、実在の南町奉行だ。

その素材集めにあたって、肥前守は霊験を持つお初に協力を依頼。サポート役として右京之介を引き合わせるが、なにやら2人の相性の良さを感じているよう。

不思議な力に目覚めたお初の苦悩を理解し、彼女の成長を温かく見守るよき理解者を、坂東が圧巻の存在感で立体化する。

数々の作品で高い演技力を発揮してきた満島真之介が演じるのは、主人公・お初の兄で岡っ引きの六蔵。

お初とは血のつながりがないものの、妹を大切に思う愛情深き六蔵は、お初と右京之介の捜査を力強く支えていく。

◆演技巧者たちが物語を彩る!

ベテラン・髙嶋政宏は、右京之介の父で“赤鬼”とよばれるほど強面な吟味方与力・古沢武左衛門重正を厳かに演じる。

彼と息子の右京之介の間には大きく深い溝が横たわっており、やがてその溝が思わぬ事態を引き起こすことに。

倉科カナは、この世に怨霊として現れた浪人・内藤安之介の妻・りえ役を熱演。りえは100年前の真相を知る唯一の女性だ。

そんな物語の鍵を握る重要な役どころと、奇しくも同じ名前の子孫である大野屋の内儀・りえの2役を、倉科が丁寧に演じ上げる。

野波麻帆はお初の義理の姉で、一緒に一膳飯屋を切り盛りするおよしとして登場。

明るく小気味よく物語を盛り上げる。

そして、味方良介が死霊としてよみがえった100年前の元御家人・内藤安之介を。

和田正人が100年前の謎の赤穂浪士・吉田沢衛門兼貞を演じ、2人の実力派俳優が時空を超えて出現する不思議な存在として物語に降り立つ。

さらに、宮野真守は算額の研究者として放浪の旅に出た右京之介の叔父・小野重明役で出演。

甥である右京之介に新たな視点を授ける小野を、やさしげな佇まいで表現する。

ズラリ集結した豪華キャスト陣の熱演に、時代劇を熟知する東映京都撮影所スタッフの技術とVFXが加わり、迫力とぬくもりが共存した映像が実現。“人の心の怖さ”を見つめるホラーでありながらやさしくも愛おしい…いまだかつてない時代劇を生み出していく。

なお、本作のロゴは、大河ドラマ『麒麟がくる』(2020年/NHK)の題字を手がけたことで知られる書家・中塚翠涛氏が担当。怨霊がもたらす悲しみの連鎖を断ち切るべく立ち上がるお初を、力強い筆遣いで表現している。

はたして、お初と右京之介がたどり着いた、知られざる『忠臣蔵』の真実とは?

※番組情報:テレビ朝日ドラマプレミアム 宮部みゆき原作『霊験お初~震える岩~
2024年5月4日(土)よる9:00~10:54、テレビ朝日系24局