「すごい音してる」ナスDの前で斜面崩壊!落ちたら窒息死…危険だらけの氷河ロケ
4月7日(日)、テレビ朝日開局65周年記念の特番『奇跡の島国 ニュージーランド縦断の大冒険!~大自然が生んだ奇跡の謎13個長期間かけて解いてきた~』が放送された。
数々の秘境を取材してきた“ナスD”こと友寄隆英ディレクターが、新たな冒険に出発。ニュージーランドの大自然でもっとも過酷と称されるサザンアルプスを訪れた。
フォックス氷河の撮影に挑んでいると、轟音を立てながら山の斜面が崩れ落ち、ナスDを驚かせていた。
【映像】「すごい音してる」ナスDの前で斜面崩壊!落ちたら窒息死…危険だらけの氷河ロケ
◆山ヤギが犠牲になるほどの過酷なロケ地
2017年、南米アマゾンでの体当たり取材をきっかけに“破天荒ディレクター”と呼ばれるようになったナスD。その後も2020年にヒマラヤ、2023年にはマダガスカルといった秘境を取材してきた。
今回は、ナスDが約8000万年の間に独自の進化を遂げた島国のニュージーランドを訪問。現地スタッフと協力して長期の密着取材を決行した。
同番組ではナスDが“山岳地帯にできる氷河の謎”を調べるため、標高4000メートルに近い山がそびえ立つサザンアルプスのフォックス氷河を登ることに。
フォックス氷河は、夏だと1日に2メートル、冬は30センチから40センチほど移動する。ナスDが氷河を進んでいくと、氷の間に深い溝ができていた。
案内人は「このクレバス(氷河の割れ目)はとても危険です。もし落ちて挟まったら、息をするたびに沈んでいって窒息死します」と説明。「山ヤギが挟まって沈んでいくのを見たことがあります」と悲劇的な出来事も語り、ナスDも「あぁ…」と返す。
さらにフォックス氷河を登るナスDが「すごい音してる、なんだ?」と周囲を見回すと、近くの渓谷の斜面が崩壊。巨大な岩や土砂が勢いよく流れ落ち、「こんなに頻繁に起こるんですか?」と衝撃を受けていた。
◆「真っ青だ」美麗な“天然の冷蔵庫”にうっとり…
ほかにもフォックス氷河では、ナスDが中に入ることができるほどの割れ目を発見。彼はためらうことなく「天然の冷蔵庫みたいですね」と穴の中に進む。
入口から光が差し込むと氷で囲まれた穴の中は美しい青色に輝き、ナスDも「真っ青だ」と声を漏らしていた。普段なかなか見られない光景に、視聴者からは「すんばらしい氷河!」「想像以上に美しかった」と感動の声が寄せられていた。
案内人によると氷河の氷は一見、普通の氷と同じように見えるが、種類がまったく違うそう。一般的な氷は気温で凍るが、氷河の氷は雪が圧縮されてできているため、中に泡が入っているのだ。
ナスDの手の上でキラキラと光る貴重な氷に、つい見惚れてしまうはず。
このほか、懸賞金をかけられるほど賢い鳥・ミヤマオウムも登場。賢さを調べるための実験の結果は…?
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※『ナスD大冒険TV』過去回は、動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」で配信中!