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『相棒』に出演の中村俊介&中村ゆり、水谷豊を絶賛!「勉強させて頂く点多い」

連続ドラマ史上稀に見る16シーズン目に突入する『相棒season16』

©テレビ朝日

10月18日(水)に初回拡大版スペシャルとして放送される新シーズンの第1話では、なんと特命係の杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)が「脅迫」の罪で告訴されてしまう。

その告訴状を受理したのは、これまたなんと、警視庁ではなく検察庁!特命係はもともと警視庁の厄介者だったが、今回は検察からも目の敵にされてしまうのだ。

初回から怒涛の展開を見せる『相棒』。新シーズンの放送に先駆け、第1話で物語の鍵を握る連続殺人容疑の大富豪役として出演する中村俊介と、彼を弁護する弁護士・与謝野慶子を演じる中村ゆりのコメントが『相棒』のスタッフブログで公開された。

本記事では、そのコメントの一部を紹介する。

◆中村俊介「一番身勝手で全く共感する部分がない人物」

『相棒』シリーズ初参加となる中村俊介は、「役者の大先輩として勉強させて頂く点がとても多かったです」と初共演をはたした水谷豊の印象を語る。また、今回が12年ぶりの共演となる反町隆史については「当時から良い意味で全く変わっていらっしゃらなくて、同性から見てもとても格好良く、その存在感はさすがの一言でした」と述べ、“相棒”の2人を絶賛。

©テレビ朝日

本作で中村俊介が演じる大富豪の平井陽は、自白を強要されたとして特命係の右京と亘、捜査一課の伊丹(川原和久)、芹沢(山中崇史)両刑事を「脅迫罪」で告訴する連続殺人の容疑者。

物的証拠に乏しく、逮捕送検の頼みの綱は平井の自供だったが、彼は起訴を目前に自供を全面否認。その上で平井は、通常は起訴後の裁判で争う「自白の強要」について、起訴前に取り調べを行った捜査官を逆告訴するという異例の手段に打って出る。

これまで数多くの作品で爽やかな役柄を多く演じてきた中村だが、今回演じるこの風変わりでアクの強い役どころについて、「僕が今まで演じてきた役のなかで、一番身勝手で全く共感する部分がない人物かもしれません。その分演じていてとても新鮮で面白かったです」とこれまで演じてきた役とは異なるイメージのキャラクターを演じるという挑戦に好意的。

◆中村ゆり「右京さんの追い詰め方もみどころ」

そんな中村俊介が「普段はとても穏やかで優しい雰囲気の方で、そのギャップがとても印象に残っています」と語る中村ゆりが今作で演じる与謝野慶子は、平井陽(中村俊介)を弁護するクールでやり手の弁護士。

今回、自身が演じた役について中村ゆりは、「欲望に忠実なタイプの女性です。けどきっとお金だけではない、何か人間的な魅力を平井には感じていたんじゃないでしょうか」と解説する。

そして、今回共演した水谷豊については「とても優しくて、隅々まで気遣いなさるのに、どれだけ長いセリフもほぼ間違えずにキッチリと入っていらっしゃるし、いつお休みになられてるんだろうな、と背筋が伸びる思いでした」と彼が演じる右京のような隙のない完璧さをみせる水谷に驚くと同時に尊敬の念をにじませた。

一方、反町については「反町さんは楽しいお話で笑わせてくださったり、私が迷ったりするといつも側で励ましてくださって、本当にありがたかったです」と撮影現場での彼とのやりとりを明かした。

最後に彼女は、新シリーズに突入した『相棒』のみどころについて軽快かつ、とても巧妙な面白い(台)本。右京さんの追い詰め方もみどころだと思います」とコメントしている。

なお、本記事で紹介した中村俊介と中村ゆりのコメント全文は『相棒』スタッフブログで公開中。本記事では触れていない『相棒』の撮影現場の雰囲気や、中村ゆりが語る中村俊介と共演した感想は必見!

※本記事で紹介した中村俊介、中村ゆりのコメントの全文は『相棒』スタッフブログで公開中!

※番組情報:『相棒season16』初回拡大スペシャル
2017年10月18日(水)よる9時~10時24分(30分拡大)、テレビ朝日系24局