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『ポツンと一軒家』聞き込みすると「住まいじゃない」と発覚!しかし…場所の“持ち主”を発見

日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』

2月18日(日)は、ゲストに紫吹淳と菅井友香を迎えて放送される。

千葉県・房総半島にある山の真っただ中でポツンと一軒家を発見。不思議な形に切り拓かれた土地の中央部に建物があり、放射状に伸びている道が印象的だ。

最寄りの集落へと到着した捜索隊は、通りすがりの夫婦に衛星写真を確認してもらう。

すると「ここのあたりだと“開墾”しかないですね。住まいじゃないと思いますが」と心当たりがあるようだ。その場所は、地元で“開墾”と呼ばれている場所で、植木職人の仕事場だという。

「自宅はすぐそこにありますよ。案内しましょうか?」と言われた捜索隊は、目指すポツンと一軒家へとたどり着く前に、持ち主と会えることに。

「まだ、意味がわかっていないんですが」と苦笑交じりで現れたのは71歳の男性。聞けば、植木の仕事をしており“開墾”を紹介してくれるとのこと。

男性が運転する車の後ろについて案内してもらえることになったが、本人でさえ「道がかなり悪いんですよ」と、かなりの悪路のよう。

実際に山へと入っていくと未舗装の険しい崖路が続き、「これはかなり怖いです…。案内してもらっていなかったら、行こうと思えない道ですね」と恐る恐るハンドルを握るほど。

そんな山道を抜けた先に現れたのは、まさに開墾地とも呼べる広大な敷地。約5000坪の広さがあるそうだ。

話を聞いていくと「もともとは雑木林の荒れ地だったんですが、亡父が戦後にこの地へと移り、生活の糧を求めて手鍬で一株ずつ開墾したんです」という。

父とともに植木業に勤しんでいた男性。現在は種や苗から育てたシャクナゲやヒメシャラ、千葉特産のキヨスミミツバツツジなど、50種類1万本の樹木が植えられている。

そしてここは幼いころから、兄弟たちと一緒に遊んだ思い出がたくさんつまった場所。男性が語った家族愛の物語が、スタジオで観ていた紫吹や菅井を温かい気持ちに包む。

※番組情報:『ポツンと一軒家
2024年2月18日(日)午後7:58~午後8:56、ABCテレビ・テレビ朝日系列にて全国ネット