自動車競技ラリーの最高峰といわれる“WRC世界ラリー”。およそ1年間をかけて世界中を転戦しながら、各国のさまざまな一般道を舞台に壮絶な戦いを展開していくモータースポーツだ。

その歴史は40年以上に及び、ラリーが盛んなヨーロッパや南米ではF1に匹敵する人気を誇っている。

今シーズンも既に11戦が終了し、残り2戦。シーズン最終戦は昨年に引き続き、日本で開催。11月16日（木）～19日（日）、愛知県豊田市の豊田スタジアムを拠点に、愛知・岐阜の2県にまたがって行われる。

昨年は、日本唯一の世界ラリードライバー・勝田貴元選手（トヨタ）が3位表彰台に輝く快挙を成し遂げた。「今年の目標は必ず表彰台の一番上！」と本人が語るように、さらなる飛躍が期待される。

最終日である19日（日）、テレビ朝日系列ではラリージャパンの超大型特番『世界ラリー日本大会！ラリージャパン2023』を放送。

昨年に引き続き、ラリー出場経験を持つヒロミと、2020年から“テレビ朝日ラリージャパン応援団”を務めてきたEXIT（りんたろー。、兼近大樹）が出演する。

また、今年は新たに大会2週間前の事前特番『ラリージャパン2023直前！徹底予習SP！〜世界ラリー応援宣言』の放送も決定。どちらの特別番組も、世界ラリーファンはもちろん、世界ラリーを全く知らない人も楽しめる内容で放送される予定となっている。

◆勝田貴元が緊急帰国！

ラリージャパン2023が開催される名古屋では10月9日（月）、「1カ月前カウントダウンイベント」が開催され、過去にラリージャパンに参戦したレプリカ車の展示や、勝田貴元選手による大迫力のデモンストレーションランなどが行われた。

デモランを披露した勝田選手はステージイベントで、「ラリージャパンは昨年（3位表彰台）以上の結果を求めて頑張りたい」と本番への熱い意気込みを語る。

またステージイベントでは、今年一番の見どころである豊田スタジアムSSSのコースの詳細が発表された。

今回初の試みとなるスーパーSSは、サッカーやラグビー競技が行われる豊田スタジアム内に設置される特設コースをラリーカーが2台同時に走行するデュアルSSとして実施。

間近でラリー競技が楽しめるステージには、立体交差やジャンピングスポットなどの見どころが設置され、ゴール前では2台のラリーカーが接戦状態になることが予想される。

◆EXIT、ラリージャパンを盛り上げる決意語る！

――2年連続、MCとしてラリージャパン特番を担当すると聞いて、いかがですか？

兼近：「嬉しいです、2年連続ラリージャパン特番！　ヒロミさんも来られるんですよね？」

りんたろー。：「ヒロミさんの車の後部座席に乗させていただくつもりで頑張ります！」

兼近：「俺とヒロミさんは24時間、体1つで走った共通点があるわけですから、次は車で24時間耐久レース、かましたいなと思っちゃいますけどね。」

りんたろー。：「ル・マン関係ないでしょ（笑）」

――ラリージャパン最終日にはこちらも2年連続、現地からリポート予定ですが、その点は？

りんたろー。：「現地で盛り上げちゃいますか」

兼近：「ゴールの瞬間、表彰台の歓喜の瞬間というのを我々は経験してますから、今年はシャンパンファイトに参加したいですね。」

――日本唯一の世界ラリードライバー勝田貴元選手への期待は？

兼近：「我々ごときの期待を乗せすぎるのもちょっと重くなっちゃうのも嫌ですけどね…。ただただ、結果だけしか見てないので、結果を楽しみにしてます」

りんたろー。：「ずっと応援してきたのに？　過程見てきたのに？」

兼近：「結果を楽しみに応援します！」

りんたろー。：「前回の3位表彰台よりも、もっともっと上に行っていただけたら嬉しいです」

――最後に、今回のラリージャパンを伝えるにあたって、楽しみにしていることは？

りんたろー。：「豊田スタジアムに新たにコースが設置されますし、前回よりまたパワーアップしたラリージャパンが凄く楽しみなので、もっともっと皆さんに楽しんでいただけるように、魅力をお届けできるように頑張ります！」

兼近：「前回は我々も行って、盛り上げさせていただいたんですが、今年はもっともっと人がたくさん集まるんじゃないかと期待してます！　あとは名古屋メシ楽しみにしてます（笑）」

※放送情報：『世界ラリー日本大会 ラリージャパン2023』
2023年11月19日（日）午後9：00～午後10：30、テレビ朝日系24局
＜事前特番は、2023年11月4日（土）午後1：30～午後3：00※関東地区・メ～テレ＞