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“Jリーグ一筋”を貫いた遠藤保仁&中村憲剛。いま語る海外移籍への本音「20代前半でバルサとか行ってたら…」

テレビ朝日のスポーツ番組GET SPORTSでは、Jリーグ30周年を記念し、遠藤保仁と中村憲剛の対談を放送。

日本サッカー界を代表する2人がJリーグを語り尽くした。

テレ朝POSTでは対談の模様を全6回に分けて紹介。今回は、2人が「海外移籍への本音」を語る。

◆「自分が若かったら…」

Jリーグ30年の歴史に刻まれた2人のプロ人生。その中で中村が気になったのは…。

中村:「ぶっちゃけた話、海外移籍の話。例えばスイスやイギリス、カタールとか、年表に載っていないだけで毎年1月にヤットさんが海外に行くんじゃないかというニュースを僕は見ていました。けど行かなかった。それはなぜですか?」

遠藤:「オファーいただいたクラブが好きなスタイルじゃなかったから。行って楽しいかを大事にしていた。でも自分の理想は、20歳ぐらいまでにJリーグで結果を残した上で(海外に)行きたいなって思う。自分が若かったら」

中村:「遠藤保仁が今の時代だったらということですね」

遠藤:「18~19歳くらいでクラブの中心と言われるぐらいの選手になって、海外で挑戦したいと思いますけど」

中村:「やっぱり時代が当時と今とではまったく違う。僕自身もいくつか(移籍の)話は受けましたけど、オファーが来た時にまだ1個もタイトルを取れていなかった。何も残さないまま移籍するのはと思って、逆に行けませんでした」

遠藤:「気持ちはわかる」

◆「Jリーグでも成長できる」

これまで数々の日本人選手たちが海外に挑戦し、結果を残してきた。そんななか、遠藤の元にもセリエAの強豪など複数のクラブチームからオファーが。

一方、中村にもトルコの強豪から総額2億円のオファーが届くなど、海外移籍がささやかれていた。

それでも、2人がJリーグ一筋を貫いたワケとは。

中村:「もし(海外に)行っていたらって思ったりしますか?」

遠藤:「思う」

中村:「思うんですね」

遠藤:「20代前半でバルサとか行ってたら、そこそこやれたんじゃないかって正直思う」

中村:「思いますよ。たぶんやれたんじゃないですか」

遠藤:「レギュラーまでいかないけど、ゲームに絡めるぐらいはいけたんじゃないかって」

中村:「いや~見たかったですね」

遠藤:「スペイン・ポルトガルとかには行きたかったなと思う。それは今でも

中村:「たぶん今全Jリーグの人がうなずいている。『見たかったな~』って。もちろん日本にいたからこそ、今のヤットさんのキャリアが築かれたという風にも思います」

遠藤:「そうね。行けたんじゃないかなって勝手に思っているけど」

中村:「Jリーグでもできることはあるということを、ヤットさんのキャリアは見せてくれた気がします。その自負のようなものありますか?」

遠藤:「それを証明したいと思ってプレーしていた。代表に行けば海外組でも国内組でも関係ないと思っていたし、Jリーグでも成長できるという思いはありましたよ」

遠藤保仁×中村憲剛対談、最終回となる次回は、遠藤が「40歳での移籍の理由」「引退についての思い」を語る。

番組情報:『GET SPORTS
毎週日曜 深夜1:25より放送中、テレビ朝日系(※一部地域を除く)

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