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“レインメーカーショック”の再来なるか?電撃参戦の辻陽太がIWGP世界ヘビー初挑戦!

6月4日(日)、新日本プロレス“上半期の天王山”となる大舞台『DOMINION 6.4 in OSAKA-JO HALL』が大阪・大阪城ホールで開催。

メインイベントとなる第9試合では、IWGP世界ヘビー級王者のSANADAに電撃参戦の辻陽太が初挑戦する。

5.3福岡大会では、IWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロムを相手に初防衛戦に挑んだSANADA。

試合は階級差を感じさせない怒涛の大攻勢で果敢に攻め込んだヒロムだったが、最後はSANADAがシャイニングウィザードからでのデッドフォールで劇的勝利、初防衛を達成した。

試合後、おなじみの“ギフト”で気持ちよく締めくくったSANADAだが、場内が暗転して、前シリーズから流れていた怪獣映画のようなVTRが流れた後、フードを被った男が花道に出現。

海外武者修行中だった辻陽太が現れると、場内は騒然となった。

Just 5 Guysを蹴散らし、SANADAに強烈なスピアーを浴びせてKOすると、世界ヘビーのベルトを掲げて次期挑戦をアピールした辻。

さらには、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを思わせる拳を突き上げるポーズも見せた。

バックステージで辻は、「SANADA、アンタの言う新しい景色、そこから見える景色はどんなんだ?今日、アンタが見上げてたその景色はどんなんだった?教えてくれ。次の相手は俺だ。覚悟はいいか?俺がプロレスを、いや新日本プロレスをおもしろくしてやるよ」と不敵に宣戦布告。

一方、SANADAは「やってやってもいいけどよ、アイツ損するだけだぞ。自分の実力のなさを知るだけだよ、アイツは」とダメージをこらえながら挑戦受諾の構えを見せた。

2018年デビューの辻は、堂々たるヘビー級の体格と、アメリカンフットボールのキャリアを活かした豪快なパワフルファイトで若手時代から注目を浴びていた。2020年7月に海外武者修行へ旅立って以降、イギリスのRPW、2023年からはメキシコのCMLLに上陸し、“Yota”のリングネームで活動。

海外武者修行から帰国後、いきなりIWGPヘビーのベルトに挑戦する大チャンスを獲得したのは、2012年2月に“レインメーカーショック”と呼ばれたオカダ・カズチカ以降、初となる快挙。あれから11年、はたして時代は再び大きな転換期を迎えるのか?

もちろん対する王者・SANADAも、新日本に登場以来、7年の月日をかけてたようやくたどり着いたIWGP世界ヘビー級王座。チャンピオンとしての立ち位置を確立するためにも、ここで新世代の台頭を許すわけにはいかない。

凱旋帰国マッチでいきなりIWGP世界ヘビーに初挑戦、しかも大阪城ホールのメインに登場する辻が、ビッグチャンスをものにしてベルト奪取なるか? それとも王者・SANADAが宣言通り、注目の新鋭を返り討ちしてV2を達成するのか?

2023年下半期の新日本プロレスの流れを占う重要な一戦に注目だ!

◆新日本プロレス“上半期の天王山”決戦は王座戦が続々!

そのほかも王座戦が目白押しとなった今大会。

セミファイナル第8試合はIWGPジュニアヘビー級選手権。『BEST OF THE SUPER Jr. 30』覇者のマスター・ワトが、王者・高橋ヒロムを相手に“地元”大阪の地で初のジュニアヘビー王座戴冠を目指す。

第7試合はNEVER無差別級6人タッグ選手権試合。オカダ・カズチカ&棚橋弘至&石井智宏のチャンピオンチームに、AEWのジョン・モクスリーとクラウディオ・カスタニョーリが海野翔太と組んで挑戦する。

第6試合はNEVER無差別級選手権。“新王者”デビッド・フィンレーと、BULLET CLUBを追放された逆襲のエル・ファンタズモが激突する。

第5試合はIWGPタッグ&STRONG無差別級タッグのダブルタッグ王座決定戦。後藤洋央紀&YOSHI-HASHI、グレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレ、EVIL&高橋裕二郎が、両王座を懸けた3WAYマッチに挑む。

第4試合はNJPW WORLD認定TV選手権で、ザック・セイバーJr.がジェフ・コブを相手に防衛戦。第3試合はIWGPジュニアタッグ選手権で、現王者・KUSHIDA&ケビン・ナイトと前王者・TJP&フランシスコ・アキラによるリマッチが実現する。

第2試合はタイチ&金丸義信&DOUKI&TAKAみちのくと、内藤哲也&鷹木信悟&BUSHI&ティタンによる8人タッグマッチ。

そして第1試合はIWGP USヘビー級王座ナンバーワンコンテンダートーナメント決勝戦。ウィル・オスプレイとランス・アーチャーが注目の一騎打ちで激突し、勝者はケニー・オメガの持つIWGP US王座への挑戦を手にする。

さらに本戦開始に先駆けた第0試合では、「CSテレ朝チャンネル Presents ヤングライオン THREE CONSECUTIVE BATTLE」を開催。今回はオスカー・ロイベが、大岩陵平、ボルチン・オレッグ、中島佑斗の3選手とそれぞれシングルマッチで闘い、3連勝した場合はNJPW WORLD認定TV王座への挑戦権が与えられる。

そのほか、今大会では第5試合後に『G1 CLIMAX 33』出場選手発表も予定されている。

◆対戦カード

・第0試合 CSテレ朝チャンネル Presents ヤングライオン THREE CONSECUTIVE BATTLE
オスカー・ロイベ vs. 大岩陵平、ボルチン・オレッグ、中島佑斗
・第1試合 IWGP USヘビー級王座ナンバーワン・コンテンダートーナメント決勝戦
ランス・アーチャー vs. ウィル・オスプレイ
・第2試合
タイチ&金丸義信&DOUKI&TAKAみちのく vs. 内藤哲也&鷹木信悟&BUSHI&ティタン
・第3試合 IWGPジュニアタッグ選手権試合
KUSHIDA&ケビン・ナイト(王者) vs. TJP&フランシスコ・アキラ(挑戦者)
・第4試合 NJPW WORLD認定TV選手権試合
ザック・セイバーJr.(王者) vs. ジェフ・コブ(挑戦者)
・第5試合 IWGPタッグ&STRONG無差別級タッグ王座決定戦3WAYマッチ
後藤洋央紀&YOSHI-HASHI vs. グレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレ vs. “キング・オブ・ダークネス”EVIL&高橋裕二郎
・第6試合 NEVER無差別級選手権試合
デビッド・フィンレー(王者) vs. エル・ファンタズモ(挑戦者)
・第7試合 NEVER無差別級6人タッグ選手権試合
オカダ・カズチカ&棚橋弘至&石井智宏(王者) vs. ジョン・モクスリー&クラウディオ・カスタニョーリ&海野翔太(挑戦者)
・第8試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合
高橋ヒロム(王者) vs. マスター・ワト(挑戦者)
・第9試合 IWGP世界ヘビー級選手権試合
SANADA(王者) vs. 辻陽太(挑戦者)

※大会情報:『DOMINION 6.4 in OSAKA-JO HALL』
2023年6月4日(日)午後2:30開場 午後4:00試合開始
大阪・大阪城ホール
チケット購入はこちら

※放送情報:『ワールドプロレスリングLIVE2023 DOMINION 6.4 in OSAKA-JO HALL
2023年6月4日(日)午後3:30~、CSテレ朝チャンネル2

◆公式動画配信サービス「新日本プロレスワールド
2023年6月4日(日)午後4:00~

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