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日本と海外を行き来しながら“ポツンと一軒家”に。かつて人気ラーメン店の店主だった男性

日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』

5月28日(日)は、ゲストに松下由樹と高橋みなみを迎えて放送される。

「(ポツンと一軒家での暮らしは)素敵だろうなって思う反面、自分にはネオン街がないと難しいだろうなと思っています。台本を覚えるときにも、シーンとしていると覚えられないので、あえて雑然としているなかで台本を覚えたりもするので」と語るのは松下。

高橋は「静かなところが好きで、ひとりになるのも好きなのでポツン向きだと思うんです!」と話すが、「でも、多少の明かりと携帯電話だけはつながっていてほしいなあ」と苦笑すると、所ジョージから「町に住んだほうがいいね!」とツッコまれる。

今回のポツンと一軒家は静岡県で発見!

富士山の西側にある山の中で、深い森を切り拓いたような敷地にいくつかの建物が確認できる。

所が「だいぶ高い木々が立っているところに家を建てていますねぇ」と話す通り、相当深い森の中のようだ。

最寄りの集落へとたどり着いた捜索隊。そこは、眼前に富士山が裾野まできれいに見ることができる集落だ。そこで住人の男性に声をかけ、衛星写真を確認してもらう。

すると、「この一軒家の前の道はよく通るんです。定住はしていないけど、ときどき来る人じゃないかな?」と有力情報が!

男性が「私よりも地元に詳しいので」という母親に話を聞いてもらうと、「以前は麓の町で人気のラーメン店を営んでいたけど、今はニュージーランドに移住したんじゃないかな?」とかなり詳しい情報を得ることができた。

日本とニュージーランドを行ったり来たりしている、かつての人気ラーメン店の店主。捜索隊はひとまずポツンと一軒家を目指すことに。

集落から山道へ入ると、深い杉林のトンネルのような道が延々と続いている。木々は高く、鬱蒼とした林の道を抜けると、黒い三角屋根の立派なログハウスが!

そこで出迎えてくれたのは、柔らかい笑顔が特徴的な72歳の男性だった。話を聞くと、半年ごとに日本と娘夫婦がいるニュージーランドで暮らしているそうだが、今回はコロナ禍でのロックダウン後だったため3年ぶりの帰国で、いつもよりも長く日本に滞在していたのだとか。

現在はニュージーランドにラーメン店を出店して16年にもなるという。そこには、故郷を大切に守りながら国境を越えた父娘の絆の物語があった。

※番組情報:『ポツンと一軒家
2023年5月28日(日)午後7:58~午後8:56、ABCテレビ・テレビ朝日系列にて全国ネット