清野菜名も感銘!震災で人生を見つめ直し、“ポツンと一軒家”へ移住した家族の暮らし
日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』。
4月23日(日)は「春の2時間スペシャル」と題して、勝地涼と清野菜名を迎えて放送される。
「地元は田んぼと畑しかないような田舎で、ひとり1台車がないと困るような場所でした」と話すのは清野。「今では都会暮らしに慣れてしまいました」と苦笑いする。
その一方で「自由が丘で生まれ育ったので、逆に田舎での暮らしに憧れがあります」というのは勝地。現在は田舎での暮らしと接点のない2人だが、ポツンと一軒家での暮らしぶりを見守っていくと、その意外な生活に驚き、感銘を受けているようだった。
和歌山県のほぼ中央部、不思議な形に切り拓かれた土地にあるポツンと一軒家を発見!
敷地内には川も流れているようで、カーブする道に面した青い屋根の建物が確認できる。清野は「森に囲まれた山奥なので、猟師さんが暮らしていて、代々ジビエのお料理を作っているのでは?」と予想。
勝地は「和歌山なので、梅関連のお仕事をしていそうですよね。すごくおいしい梅干しを代々作っているとか!」と極上の梅干しの登場に期待する。
山間にある大きな集落へとやって来た捜索隊。そこでゲートボールを楽しんでいる人だかりを発見。
捜索隊はゲートボールの試合が終わるのを待って、衛星写真を確認してもらうことに。すると、「最近ここへ移住してきた若い人がひとりで住んでいるんじゃないかな?」という情報が。
一軒家までの道のりも「最近は行ってないから知らんけど」と笑いながらも、「(一軒家までは)一本道ですよ」と丁寧に教えてくれた。
集落を後にして谷沿いの山道へ。向かう先には深い森しか確認することはできないが、この先に人が暮らしているのだろうか?
山道をさらに進むと、一本道のはずが二股の分岐点に! 捜索隊は勘を働かせて「道なりに進みましょう」と細い山道へと入っていくのだが…。
山の谷間沿いに続く細い山道に建っていたのは、まるで新築のような新しい平屋の一軒家。そこで迎えてくれたのは57歳の男性で、「2年ほど前にここに家を建てて移住してきました」という。
この地に移住した理由は、紀州備長炭の本場である和歌山で備長炭づくりを仕事にしようと決心したことだったという男性。現在は、自作の炭焼小屋で高品質の備長炭を作っており、その炭作りの様子も見学することに。
実は、東日本大震災で被災したことをきっかけに人生を見つめ直し、この地へとやって来たという男性の話から、家族の意外な人生ストーリーも垣間見えてくる。
スタジオでは清野が、「このご家族の暮らしぶりに、あらためて魅力を感じました」と大きな感銘を受ける。
※番組情報:『ポツンと一軒家』2時間SP
2023年4月23日(日)午後7:58~午後9:56、ABCテレビ・テレビ朝日系列にて全国ネット