武井咲の“銀座のママ”的私服が参考になる!【黒革の手帖・ファッション振り返り】
7月から放送している武井咲主演の木曜ドラマ『黒革の手帖』。
9月7日(木)に第7話が放送され、ついに残すところあと1話となった。
武井演じる主人公・原口元子は己の野望とともに、数々の“怪物”たちと対峙。毎回ハラハラさせる展開で視聴者を惹きつけたが、そんな激しい戦いを繰り広げている一方で、元子の“ファッション”も話題に!
番組公式サイトの「原口元子のファッション手帖」で紹介されている、“銀座最年少ママ”としてこれまで見せてきた、気品やオーラ溢れるファッションの数々を振り返っていこう。
◆強気や自信…感情がコーディネートに反映
銀座のママという立場から、TPOを考えたコーディネートを見せている元子。まずは“元子らしさ”が出ていた2つのコーディネートを紹介しよう。
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第1話の印象的なシーン。“黒革の手帖”を武器に、勤務していた東林銀行へ乗り込む元子は戦闘態勢とも言えるかっこいい姿で登場!
派遣行時の制服とはガラリと変わり、ハイセンスでクールなコーディネート。しかもこちらワンピースではなく、「素肌にコートを着ている」というから驚き!
キャットアイのサングラス、高めのポニーテールからも元子の“強気さ”が伝わる。
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そしてこちらは第2話冒頭のシーン。無事にクラブ「カルネ」をオープンさせ、銀座の街を闊歩する元子。
ベーシックな形ながらもラインの綺麗なこちらのワンピースは、遠目からでも目を引く上質な一着。ここまで鮮やかなピンクのワンピースで“派手”という印象ではなく、“フレッシュさ”や“品格”を思わせるのは「さすが」の一言だ。
銀座最年少ママとしての道を歩き出し、その希望や自信がコーディネートに現れている!
◆控えめでも、トレンドは忘れない
続いて、“誰かと面会するとき”に見せたTPOを意識したコーディネートを紹介しよう。
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まずこちらは、クラブ「カルネ」をオープンするにあたり、お世話になったクラブ「燭台」のママ・岩村叡子(真矢ミキ)にご挨拶へ訪れたとき。
水彩画のようなフラワープリントのシルクブラウスを主役に、大人っぽくフェミニンにまとめたスタイル。
ヘアメイクはごくナチュラルに仕上げ、華やかさを持ちつつも控えめな印象。“目上の方へのご挨拶”にふさわしいコーディネートだ。
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楢林クリニックの看護師長・中岡市子(高畑淳子)に“告げ口”をしたシーンではこんなモノトーンスタイルで登場。
こちら、「白ブラウス×黒パンツ」かと思いきや、実はオールインワンなのだとか。洋服がシンプルな分、ビジュー付きのバッグや、少し大ぶりのパールアクセ、ピンクのリップが“元子の若さ”を感じさせる!
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そしてもうひとつ、こちらも市子と面会したときのコーディネート。
トレンド感のあるボリュームスリーブのブラウスにベージュのタイトスカート、そして太めのウエストマークでスタイルアップ!
トップスのボリュームに合わせて顔周りはすっきりと見せ、赤いリップがアクセントとなり、こなれたおしゃれ感を演出している。
しっかりとトレンドを抑えつつも、真面目な場面にも対応できる着こなしは、いろいろなシーンで参考になりそうだ。
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バッグやシューズは王道のものを着回していたり、トップスが落ち着いた色味のときは派手めのリップで個性を出していたり、日常に取り入れやすいヒントが詰まった元子のコーディネート。
みなさんも色味やアイテムの組み合わせを変えて、いろいろなバリエーションで“元子ファッション”を楽しんでみては?
※「原口元子のファッション手帖」では、スタイリスト・亘つぐみさんのコメント付きで“元子ファッション”を解説!
※番組情報:『黒革の手帖』最終話
2017年9月14日(木)午後9:00~午後10:09