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“ポツンと一軒家”を目指し、捜索隊が人気のない森の奥へ…「私たちの車で行けるんでしょうか」

日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』

2月19日(日)は、ゲストに飯田基祐と神部美咲を迎えて放送される。

「昔はツーリングが趣味で、テントを持ってよくキャンプもしていたんです。ただ、年をとると臆病になりますね」と柔らかな物腰で話すのは飯田。

一方、競馬番組などでMCとしても活躍中の神部は、「大阪の下町育ちで、近所の人が家族みたいな環境だったので(笑)、ポツン暮らしはまったく想像できないです! でも、馬が好きなので、広い敷地のポツンで、馬を飼ってみたいですね。競走馬は難しいと思うんですが」と、ポツンでの馬との暮らしにあこがれを抱く。

山口県東部の瀬戸内海側にある山奥でポツンと一軒家を発見!

緩やかに蛇行する川沿いに切り拓かれた敷地のようで、所ジョージは「川があって畑があって、景色が良さそうですね!」と初見での印象を話す。

飯田は「川もあるので、育てた草木で染めものをして…」と住人の暮らしぶりを想像。神部は「川があるから、川釣りのお客さんの憩いの場?」と清流をヒントに予想を立てていく。

山肌があらわになっている山道を越え、古いトンネルを抜けると最寄りの集落が見えてくる。集落にいた住人の女性に声をかけて衛星写真を確認してもらうと、「あの家かな?」と心あたりがあるようだ。

一軒家へは集落から道を下るよう入っていく山道をまっすぐとのこと。捜索隊は山のまっただ中にあるポツンと一軒家を目指す。

集落を後にして川を渡ると、その風景は一変! 人の気配がまったく感じられない森の奥へと続く荒れた砂利道で「これは…なかなかの砂利道ですよ!私たちの車(一般的な普通車)で行けるんでしょうか…?」と不安を隠せない。

清流沿いの砂利道を、車を大きく揺らしながら進んでいくと、今度は住人からの情報になかった二股道に直面。「タイヤ痕の残るほうの道へ行ってみましょう」と“推理”を働かせてさらに細い道へと入っていくのだが、道はますます荒廃していく。

難所を乗り越え到着したのは、高い木々に覆われ、清流沿いにひっそりと建つ古民家だった。

「もしかしたらウチに来るかな?という予感がありました」と笑顔で迎えてくれたのは79歳の夫と74歳の妻。捜索隊は敷地を案内してもらいながら話をじっくりと聞いていく。

かつては7軒ほど家のある集落だったそうだが、不便さから住人は麓へと引っ越し、50年前にポツンと一軒家に。

夫婦も麓の家で暮らしているそうだが、週の半分は片道1時間をかけてこのポツンと一軒家に通い、代々受け継がれてきた家と田んぼを守りつつ、時折遊びに来る孫たちの遊び場にもなっているという。

※番組情報:『ポツンと一軒家
2023年2月19日(日)午後7:58~午後8:56、ABCテレビ・テレビ朝日系列にて全国ネット