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「他人が書いた借用証でも…」総額4億超え!芸能人の詐欺被害から学ぶこと

毎回テーマに沿ったさまざまなゲストたちが登場し、共通の経験や環境に基づく驚きの知られざる“あるある”話を存分に語っていくバラエティー番組『こんなところにあるあるが。土曜♥あるある晩餐会』

©テレビ朝日

9月2日(土)に放送された同番組では、「巨額詐欺で大金を騙しとられた芸能人あるある」と題し、過去に詐欺にあったことのある芸能人たちが集まって“あるある”を紹介した。

 

◆鈴木奈々も思わず「バカだと思う」

スタジオに登場した芸能人たちの被害総額はなんと「4億8130万円」! なかでも一番多い「3億円」を騙し取られたのは、体操のオリンピックメダリストでもある池谷幸雄だ。

ある時、友人からクリニック共同経営の話を持ちかけられた池谷。開業地は大阪だったが、当時池谷は東京を拠点に活動をしていたため細かな状況を把握することが難しかった。

それをいいことに、その友人は二重帳簿を作って経営状態を偽り、池谷に何度もお金を無心。池谷は言われるがままにお金を振り込んでいた。さらには池谷の名義で1000万円もの借金をしていたのだとか!

この日の放送では、その時に勝手に書かれたという「借用証」をスタジオで披露。ノートのような紙に手書きで書かれた借用証は、池谷の署名まですべてその友人が偽造して書いており、一見「法的効力はないのでは?」と思える。

しかし、来賓ゲストの北村晴男弁護士によると「簡単な紙でも法的効力はある」そうで、「問題なのは、人から金を借りることを承諾していたこと」だという。たとえ自分が書いた借用証でなくとも、借金自体を承諾していれば返済責任が生じてしまうのだとか。

さらに池谷は、所有していた高級外車を「売っておいて」と委任状や印鑑証明とともに渡し、そのまま乗り逃げされてしまった経験も。来賓ゲストとして登場していたあの“おバカキャラ”な鈴木奈々も思わず「本当にバカだと思う」と発言するほどだった。

 

◆飲みの席での投資話には要注意!

一方、池谷に比べて少額ではあるものの、「ゴムゴム詐欺」や「カニ投資詐欺」などいろいろな詐欺の被害に遭っているというのが内山信二だ。

お酒を飲んでいる際、「タイでゴムの木買わない?」とゴムの木育成プロジェクトへの投資話を持ちかけられた内山は、一口の100万円を騙し取られた。

さらに別の飲みの席では「ロシアのカニ漁船」への投資話を持ちかけられ、もし利益が出なかったとしても「お正月にカニ10杯は届く」という謎の最低保証につられて30万円支払ってしまったのだとか。

しかもこの「カニ投資詐欺」は多くの人が騙されているようで、なんと偶然にも内山の兄まで被害に遭っていたそう。

そんな内山の経験に北山弁護士は「六本木や銀座で飲んでいて、儲かるなんていうそんないい話が入ってくるわけないんですよ!」と断言。

さらに、「相手を褒めて、相手の嫌なことを絶対言わないのが詐欺師。本当の友達は、相手の嫌がることも言ってくれる。そこが大事」と騙されない極意を語った。

※番組情報 『こんなところにあるあるが。土曜♥あるある晩餐会
毎週土曜日午後9時58分~、テレビ朝日系24局

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