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ロングコートダディ堂前、KOC決勝でのネタのチョイスを後悔「今年一番の反省やったかも」

テレビ朝日の公式YouTubeチャンネル「動画、はじめてみました」にて好評配信中の『焚き火で語る。』。

「焚き火の前で話せば…2人の仲が溶け合う」をコンセプトに、2人の芸能人が仕事観、生き方、恋愛など、普段は出てこない本音を赤裸々に語る“本音トークバラエティ”だ。

12月11日に公開された動画には、『キングオブコント2022』ファイナリストのニッポンの社長・辻とロングコートダディ・堂前透が登場。

賞レース決勝常連の2人が“ネタ作りの思考”を明かした。

◆漫才を考える時に台本は書かない

「漫才とコントで意識することは?」というトークテーマで、ネタを思いつくきっかけを語った2人。

漫才とコント、それぞれ思いつくタイミングはまったく違うそう。

辻は、「作品とか見ていて思いつくのはコントかもしれないです。映画とか本とかでシチュエーション的にも。漫才は人としゃべっている時にふと思いつく」と話す。

コントは考えようと思って考えられたことがなく、アイディアが沸いてくるのを待っているという。「怖いですけどね。いつ浮かばなくなるか」と冗談交じりに語った。

一方、先日行われた『M-1グランプリ2022』のファイナリストでもある堂前は「なんともないタイミングでパっと思いつくのはコントしかない。漫才は『漫才考えよう』って全部考えてる」と、ネタを思いつくタイミングの違いを説明。

ちなみに漫才を考える時に台本は書かないそうで、「ちょろっとメモっていることとかがあって、設定とかでもなく一言とかセリフとか。そこからどうやってこれを言わせようか考えたり」とネタ作りのルーティンを明かした。

◆あの決勝ネタは後輩を意識

そんななか、辻は『キングオブコント2022』決勝でロングコートダディが見せたネタに不満があると言い出した。

料理番組の収録現場で、料理人がセットの看板にぶつかって帽子を落とし続けるという癖のあるネタなのだが…。

ニッポンの社長っぽいのを意識して作ったって言ってたじゃないですか。それやめろや!それあかんやろ!」(辻)

あろうことか後輩であるニッポンの社長を意識して作ったネタだったという。賞レースの大事な決勝の舞台で、いったいなぜそんなことをしたのか…?

このクレームに対し堂前は、「ニッポンの社長っぽいという感じじゃなくて、パワースタイルを1個作りたいと思って…」と釈明した。

しかし、自分たちらしいネタで挑めなかったことに心残りがあるようで、「あれはちょっとなぁ…。今年一番の反省やったかもしれん」と懺悔。

辻は「でもそれできるのすごいけどね」と素直に賞賛していたが、「ホンマに意味ないと思った」と実感を込めて語っていた。