“ポツンと一軒家”で50年以上連れ添う夫婦の人生ストーリー。沢村一樹も感動「見応えがあります」
日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』。
12月25日(日)は「クリスマス3時間スペシャル」と題し、ゲストに沢村一樹と香里奈を迎えて放送される。
3度目のゲスト出演となった沢村一樹は、以前に日本各地で撮影を行っていたドラマ『浅見光彦シリーズ』に出演していた際のエピソードを披露。
「当時は年に2回ほど、地方でロケをしていました。2週間近く滞在していたのですが、田舎で過ごしているとすごくリフレッシュできるんですよ。撮影がなくなってから寂しいと感じています」と田舎への憧れを語る。
香里奈は「“援農隊”というサトウキビ畑の仕事をする役で映画に出たとき、本当に“援農隊”と同じ生活をすると1日が健全だし、ご飯もおいしいし疲れて良く寝られたんです」と笑顔をみせる。
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島根県、日本海に近い山の中でポツンと一軒家を発見!
深い山のまっただ中に横長に切り開かれた敷地があり、建物が密集しているように見える。林修は「密集した建物の前には川が流れているようです」と語り、敷地はかなり広いようだ。
沢村が「家畜を飼っているのでは?」と話すと、香里奈も「養豚とか、鶏とか」と予想。沢村はさらに「大家族がいらっしゃるのでは? こんなに建物があるのなら…」と予想を巡らせる。
日本海を見渡す海岸沿いの道を行く捜索隊。沿岸部にある最寄りの集落へと入ると、家の前で大きな鍋を沸かしている男性の姿が!
さっそく声をかけると、「ちょうど栗を茹でていたところです」と、捜索隊が道を尋ねるよりも前ににこやかに「茹で栗」や「栗ご飯」を振る舞ってくれた。
男性の話によれば、50年ほど前までは山奥の一軒家に暮らしていたそうだが、1964年の記録的な集中豪雨の被害で大規模な土砂崩れが発生した後に、山で暮らしていた多くの住人がこの海辺の集落へと引っ越してきたのだという。
そんな話を聞きつつ、衛星写真を確認してもらうと心当たりがある様子。70代の夫婦が暮らしており、この地域で生産されているいちじくなどに使う堆肥を作っているという。
かなり山深い場所にあるようで「山から石が落ちてくるようなところもあるから気をつけて!」と見送ってくれた。捜索隊は落石注意を肝に銘じ集落を後にする。
山へと向かう道に入ると、これまでの海岸沿いの景色からは一変して、一気に山が迫ってくるような景色に!
そんな険しい道の先、まるですり鉢の底のような谷間を切り開いた広い敷地に白い壁の建物を発見する。
そこで「ポツンとしていましたか!?」と迎えてくれたのは、75歳の女性。仕事に出ていた75歳夫の帰宅を待って話を聞くことに。
麓の集落で話を聞いていたとおり、堆肥づくりを仕事にしているという男性。ほかにも田んぼを手掛け、紅あずまや紅はるかといったさつまいもまで栽培しており、その働きぶりに密着した捜索隊も舌を巻くばかり。さらに、50年以上連れ添った夫婦の人生ストーリーにも迫っていく。
VTRを観ていた沢村は「東京に住んでいる価値観とはまったく違う世界で生きているんですね…。ご夫婦の暮らしぶりも素晴らしくて、やっぱり見応えがありますね」と感動する。
※番組情報:『ポツンと一軒家』クリスマス3時間SP
2022年12月25日(日)午後7:00~午後9:56、ABCテレビ・テレビ朝日系列にて全国ネット(※一部地域を除く)