10月30日（日）放送の『新婚さんいらっしゃい！』に、ダンスで結ばれたという北海道の夫婦が登場する。

38歳で突如ダンスに目覚めた夫は、「チームを結成してイベントに出たい！」と一念発起。

知り合いのツテでメンバーを集めたところ、偶然その中にいたのが、後に妻となる20歳年下の彼女だった。

迎えた練習初日、彼女は初対面の彼に会うや、「彼の頭の上に電気ウナギの幽霊が見えた」と奇天烈な出会いを語り出す。

さらに、その電気ウナギに感電させられ…「私この人と結婚する！」と直感したといい、令和版“恋のイナズマエピソード”を披露する。

出会いは衝撃的だったが、「明るい・元気・楽しい・可愛いの4拍子揃った子」と夫もしだいに妻に惹かれ、ほどなくして交際へ。20歳差のカップルが誕生した。

しかし喜びも束の間、彼が母親に交際を報告しようとする矢先、母が肝臓癌で余命半年と判明する。

それを聞いた彼女は、まるで自分のことのように悲しみ、彼に見せまいと布団をかぶって隠れて号泣。その姿を見つけた彼は「この人しかいない」とさらに愛情を強めたという。

その後、夫は妻を連れて母の見舞いに病院へ。しかし突然の報告の驚きも相まって、母は20歳年下の彼女と目も合わせてくれなかったという。

しかし妻は、夫に内緒で毎日お見舞いに通い、母にお花を届け続けた。そのひたむきな姿勢に、しだいに母も心を動かされ、最終的には「息子の花嫁になる子」として病院中を連れて歩き自慢したそう。

「暖かくなった頃には挙式をして、母にも晴れ姿を見てもらおう」そんなふうに準備を進めていた折、結婚式を目前に母は天国へ旅立ってしまう。

※番組情報：『新婚さんいらっしゃい！』
2022年10月30日（日）午後0：55～午後1：25、ABCテレビ系列全国ネット