大鶴義丹、わずか3カ月で逃げた地方移住生活。森の恐怖に…大自然にいながら「引きこもり生活」
過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティ『しくじり先生 俺みたいになるな!!』。
9月23日(金)の放送では、俳優・大鶴義丹が登壇。
田舎暮らしに憧れて地方移住を決意するも、想像以上のハードな体験に見舞われて挫折したという“移住しくじり”を激白した。
授業冒頭、「地方移住するも、わずか3カ月で東京に逃げ帰った」と自身のしくじりを発表した大鶴。
この告白に教室から「えーー!?」と驚きの声が上がるが、実は大鶴、芸能人が地方移住を体験するテレビ番組の企画に参加し、2017年7月から3カ月ほど北海道・美瑛町で単身移住に挑戦していた。
当時、大鶴が住まいに選んだのは、“東京ドーム1.5倍の敷地の森の中にある家”。
大鶴は「アウトドアから遊びから、すベてが詰まっていると思った。美瑛町の風景を見ると、ここに一生住んでもいいんじゃないかという気持ちになるくらいでした」とスタート時のワクワク感を振り返る。
ところが、移住初日から予期せぬトラブルが襲いかかったという。なんと、移り住んだばかりの家の近くにヒグマの親子が出現したという知らせが舞い込んだのだ。
都会ではありえない出来事に初っ端から衝撃を受けた大鶴だったが、その後、生活に慣れはじめてきたころにも事件がぼっ発。
夕陽を眺めながらビールを堪能した大鶴。陽が沈んだ矢先に片付けのため庭に出たところ、“暗すぎて自分の手が見えない!”という状況に動揺。慌てて懐中電灯を手に外へ飛び出した結果、“体長約12センチの巨大な蛾が懐中電灯に大集合”という恐怖の事態に見舞われたのだ。
「(蛾の大きさを)イメージで言うと、単行本ぐらいですね」と表現した大鶴に、「えっ!単行本が飛んでたの?」と教室は騒然。
大鶴は「(陽が沈んだ瞬間に)森は“魔界”となるんですね。キャンプ場とはレベルが違うんです」と大自然の奥深さを力説した。
◆大自然に触れて…霊感が目覚めた!?
そんな日々が続くなか、大鶴の身体には衝撃の変化があらわれたという。孤独な環境で大自然に触れて過ごしたせいなのか、“五感が研ぎ澄まされ、なかったはずの霊感が目覚めた”というのだ。
「キツネがたまに現れるんですが、現れる前から“キツネ来るんじゃないかな”とわかるんです」と語った大鶴に、生徒たちは「やばいじゃん!」と震撼。
その霊感は、しだいにエスカレート。あらゆるものに敏感になってしまった大鶴は「地下室が怖かった」「2階がきしんだり、風で木が揺れたり、ちょっとしたことでビクビクするようになった」と吐露。
そして、「何から何まで怖くなって、最終的にはぜんぶの部屋へ行くのが怖くなって、台所とその前にあるソファーでしか生活していなかった」と打ち明けるうちに、大鶴自ら「霊感っていうか、コレ、霊感ではないですね」と訂正。
生徒たちからは「ビビってるだけじゃないですか!」「もう帰ったほうがいい!」とツッコミが飛び交った。
それからというもの、恐怖心を紛らわせるために酒に走り、深酒で体調を壊してしまったと話す大鶴。
気づけば大自然の中に住んでいるのに“自然とまったく触れ合わない引きこもり生活”になっていたことを反省していた。
※番組情報:『しくじり先生 俺みたいになるな!!』
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