安永7年に建った“築244年”のポツンと一軒家!趣ある風情に所ジョージ「まるでおとぎ話のよう」
日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』。
9月4日(日)は、ゲストに原田美枝子と井本彩花を迎えて放送される。
東京育ちだという原田は、「山での暮らし…あこがれますね。そういう自然の豊かな場所で暮らしていると、きっと元気になるんでしょうね」と自然に包まれた暮らしへのあこがれを語る。
井本は「おばあちゃんが大好きで。この番組に出てくるおばあちゃんがみなさん素敵で、毎週観ているんです(笑)」と意外な視点で番組を楽しんでいるという。
茨城県北部の広く切り開かれた敷地に立つ“ポツンと一軒家”を発見!
「衛星写真で見ると新しい建物のようにも見えますね。手入れをされているんでしょうか。若いご家族が暮らしていらっしゃるのかな」と話すのは原田。
井本も「茨城ということは、いちごとか果物をつくっていらっしゃるんじゃないでしょうか。麦わら帽子をかぶったおばあちゃんが暮らしていそうです」と衛星写真から興味をかき立てる。
目指す一軒家から山を越えた先にある最寄りの集落で捜索を開始。さっそく集落で出会った男性に衛星写真を確認してもらう。
すると男性は「ここに一軒家ありますよ」と即答し、80代の夫婦が暮らしているという。一軒家までの道のりの途中には、富士山の見える見晴らし台もあるといい、かなり標高の高い山を越えた先にあるようだ。
住人に教えてもらった通りに集落から林道への入り口へと向かう捜索隊。その道はかなり狭く、「ここは通っても大丈夫なのかな?」と捜索隊が思わず不安を口に出してしまう。
昼間でも電灯が点いているような鬱蒼とした山道を進むと、やがて道の両脇に切り立つ岩肌がむき出しになった林道に…。
その先の見晴らし台に立ち寄ってみると、あまりの絶景に捜索隊は息を呑むほどだ。
見晴らし台からさらに林道を山の奥へと進むと、ポツンと一軒家が!
そこは山の斜面を切り開いた土地で、雄大な絶景が広がる風光明媚な山中に、所ジョージが「景色も素晴らしいし、まるでおとぎ話にでてくるような家ですよ!」と思わず口に出すほどの昔ながらの古民家が威風堂々と建っている。
笑顔で迎えてくれたのは80代の夫婦。話を聞くと一軒家は安永7年に建てられたもので、なんと築244年! 現在でも茅葺の屋根は残っており、84歳の夫が茅の葺き替え作業や家の修繕を行っているのだとか。
80歳の妻がこの地へ来たのは22歳のとき。「結婚式はこの自宅で行ったんですが、当時は林道の開通前。3キロほどある山道を、花嫁衣装を着て歩いて登ったんです」と当時の写真とともに振り返っていく夫婦の姿を、スタジオでは原田が「まるでドラマのようですね」と見入っていた。
※番組情報:『ポツンと一軒家』
2022年9月4日(日)午後7:58~午後8:56、ABCテレビ・テレビ朝日系列にて全国ネット