実の母・山村美紗をイメージ?! 山村紅葉、黒川智花と親子役で『あい婚』登場
“ミュージカル界のプリンス”山崎育三郎が成婚率100%の結婚相談所所長・藍野真伍となり、歌って踊って相談者たちを結婚へと導く「新感覚婚活ミステリー」の金曜ナイトドラマ『あいの結婚相談所』(テレビ朝日系)。
これまで様々な“ワケあり”相談者たちが登場してきた本作だが、9月1日(金)放送の最終回には、黒川智花と山村紅葉が親子役で登場する。
◆女社長の強引な母VSお嬢様女子大生の娘
黒川が演じるのは、お嬢様女子大生で大企業の一人娘という香奈。山村演じるやり手女社長で母親のあかりが娘の香奈に政略結婚を迫るが、「会社を守るための道具になりたくない」という香奈は、母親を黙らせるため成婚率100%の「あいの結婚相談所」に駆け込む。
あかりは会社のため、娘の幸せのため、ホテルチェーンのイケメン御曹司との結婚を強引に進めようとする。娘の香奈の言い分など聞こうともしない強引なやり方に、さすがの藍野(山崎育三郎)も大苦戦…かと思いきや、香奈に理想の男性を紹介!
ところが、その男性、見た目はイマイチな公務員。イケメン御曹司とは真逆の男性にシスター・エリザベス(高梨臨)も唖然として…。
あかりの強引ともいえる妨害を受けながら、なんとかお見合いを進める藍野だが、はたして「成婚率100%」の実績で香奈を政略結婚から守ることができるのか…?!
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黒川とは過去に共演経験もあるという山村は、「性格もすごくいい子で、こういう娘がいたらかわいいだろうなと思ったので、今回の役にも入りやすかった」のだとか。
一方の黒川も再会した山村から「あなたが娘でよかったわ」と言われて感激。「すごく楽しく演じさせていただきました」と話した。
実の母・山村美紗と重なるところがあり、思わぬところで母親をイメージしながら演じたという山村の演技に注目だ。
また2人は、今回の出演と「注目のシーン」について以下のようにコメントしている。
◆山村紅葉コメント(全文)
「自分にもし子供がいたら、私も子供の結婚という大問題を考える年齢。子供にどんな結婚を望んでいただろう、と思いました。その一方で、やり手の女社長感をすごく出したいと。それでも母親としての愛情の深さも実はある、というところもジワジワと表現したいと思いました。
やり手の女社長という部分は、バラエティー番組でお会いする様々な女性社長を思い浮かべたのですが、子供の幸せを願っているけれど少し強引に段取りを決めていくところなど演じていると、実は自分の母親(山村美紗)を思い出してしまって(笑)。
私の母がそうだったんです。結婚相手について口を出したわけではないですが、披露宴の料理であるとか、ウェディングドレスとか、良かれと思って強引に決めてきちゃう(笑)。そんな母親を思い出しながら演じました。
山崎さんはダンスをやっていらっしゃるので仕草がとてもキレイ。声も柔らかくて優しくて、すごく気を遣ってくださって。思っていたとおりの素敵な方でした。
私としては、自宅で娘を自分が決めた相手と結婚するように説得するシーンを見て頂きたいです。あかりのとても強引なところと、母親として娘を思う気持ち、両方がとてもよく表れていると思うので」
◆黒川智花コメント(全文)
「香奈は、お嬢様で両親の理想の娘として今まで生きてきた女の子。本当に素直でいい子という印象でした。最初は大学生ということで『私でいいのかな?』と思ったのですが(笑)、自分の大学時代はこうだったなと振り返りながら演じました。撮影が始まると香奈の初々しさや純粋な気持ちを表現したい、と気合いを入れて挑むことができました。
山崎さんとは今回一緒にお芝居をするシーンがたくさんありました。みなさんのイメージ通り紳士的な方で、歌声も生で聴くことができ、本当に素敵でした。私も少しだけ踊るシーンがあるので、そこも楽しみに見ていただけると。
注目して欲しいシーンは、藍野さんが紹介してくれたお相手の方と四つ葉のクローバーを探すところ。香奈の気持ちに変化が表れるポイントとなるシーンです。香奈の気持ちを大切に演じました。
自分にぴったりの相手を見つけてくれる結婚相談所は、夢のようで素敵だと思います。ただ入会金200万円が払えないかも。出会いのためにと、コツコツ貯めるしかないですね(笑)」
※番組情報:金曜ナイトドラマ『あいの結婚相談所』最終回
2017年9月1日(金)よる11:15~深夜0:15放送、テレビ朝日系24局 (※一部地域は放送時間が異なります)