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【世界ラリー(WRC)】WRC2からステージ優勝が! 第10戦ラリー・ドイチェランド デイ1結果

現地時間の8月17日、FIA世界ラリー選手権(WRC)第10戦「ラリー・ドイチェランド」のデイ1(SSS1)が行われた。

距離2.05km、ザールブリュッケンを舞台に行われたオープニングステージのSS1。

コースはコンクリートブロックで仕切られ、幅も狭い。低速にも関わらず、マシンをヒットさせると重大なダメージを受けてしまうという難しいスーパーSS。

ここでトップに立ったのは、WRCマシンではなく、ひとつ下のクラスであるWRC2を戦うシュコダ・ファビアR5というマシンに乗るヤン・コペッキー。シュコダといえば、ラリー・フィンランドで4戦目にして初勝利したトヨタのエサペッカ・ラッピが昨年WRC2で王者を取ったチーム。

WRC2の強豪チームなのだが、それでもWRCマシンたちを押しのけてのステージ優勝にシュコダは大いに沸いた。

総合順位を見ると、初日のトップに立ったのはシュコダのコペッキー、2位にフォードのオット・タナク、3位にはシトロエンのクレイグ・ブリーンが続いた。

トヨタは(総合)6位にヤリ‐マティ・ラトバラ、12位にユホ・ハンニネン、13位にエサペッカ・ラッピがつけている。

この日、WRC2クラスがステージ勝利という結果のきっかけのひとつとなったのが、シトロエンのクリス・ミークのクラッシュだ。

速度は低速だったにも関わらず、ミークの右フロントホイールは割れた状態となり、デイリタイアを選択せざるをえなかった。結果、10分ペナルティを受けて、デイ2から復活することとなる。このクラッシュを受けて、トップチームは無理にアタックしなくなったのだ。

トヨタのラトバラは、「街なかのスーパーSSは理解できる。ただ、なぜコンクリートブロックなのだろう? プラスチックカバーを採用しない理由は?」と疑問を投げかけた。

ラリー・ドイチェランド、2日目はSS2からSS13を争う。

なお、RC1の1~10位までの結果は以下の通り。

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