武井咲、白の勝負服で大物フィクサーと対峙!【黒革の手帖・第5話振り返り】
松本清張作品に初挑戦している武井咲の美しい“悪女ぶり”が話題となっている『黒革の手帖』。
本作は、武井演じる主人公・原口元子が、欲望にまみれた夜の街“銀座”で貪欲に高みを目指し、上りつめていくストーリーだ。
いつもはクラブ「カルネ」で男性たちを迎える元子だが、8月17日(木)に放送された第5話では、自ら2人の男性を訪ねた。
ストーリーにおいても重要な局面となったそれらのシーンを、元子のファッションとともに振り返っていこう。
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クラブ「カルネ」でホステスとして働き始めた島崎すみ江(内藤理沙)を使い、上星ゼミナール理事長・橋田常雄(高嶋政伸)が行っている「裏口入学斡旋」の証拠を手に入れた元子。
それと“黒革の手帖”に書かれている情報と合わせ、橋田が購入した料亭「梅村」を奪うことを企てたのだ。
◆計画実行…ついに橋田と対決!
すみ江からの“報告”を受けた元子は、ある日、パッと目を引く鮮やかな色味の着物姿で法務局を訪れる。
登記事項証明書を発行し、「梅村」が完全に橋田のものになったことを確認。「これで準備は整った…」とその足で橋田のもとへ向かう。
初めて元子の方からやってきてくれたことに嬉しさをにじませる橋田だったが、華やかな装いとは裏腹に、冷ややかな表情で放った元子の言葉に驚く…。
「梅村を2000万円で譲っていただきたいんです」「頭金なし、25年ローン。月々6万6千円の300回払いで」と告げる元子。
どうがんばっても受け入れがたい条件に、「ここ、笑うところ? 全然笑えないんだけど」と唖然とする橋田…。そんな彼に対し元子は、淡々と借名口座の内訳・裏口入学斡旋紹介者リストを突きつけ、契約書に判を押させることに成功するのだった。
◆大物フィクサー・長谷川のもとへ
ビシッと決めたホワイトカラーのパンツスーツ姿で登場し、神社で何かを祈る元子。その後、向かった先は…政財界のフィクサー・長谷川庄治(伊東四朗)のもとだった。
元子が狙っているクラブ「ルダン」の持ち主が長谷川だったと知り、交渉へ訪れたのだ。
偶然その場に居合わせた安島富夫(江口洋介)も同席するなか、「クラブ・ルダンを譲っていただけないでしょうか」「3億円でいかがでしょう」と持ちかける。
銀座最年少のママにそんな大金があるわけないと思った長谷川は、「バックは誰だ」「人によって呼び方は様々だけど、夜の銀座で店をやろうって女にはたいていそういう男がついてるもんだ」と問いかけるも、元子は「そのような人はおりません」ときっぱり否定。
結局最後には、かなりの“厳しい条件”を提示した長谷川。「もう少し考えさせてもらったらどうだ」という安島の言葉も虚しく、元子はその条件をのむことにしたのだった。
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「何もかも順調」と笑みを浮かべる元子に対し、何かを企んでいるような長谷川…。いつもの豪快な笑いっぷりとは正反対の、その厳しい表情が意味しているものは一体…?
8月24日(木)放送の第6話以降の展開から、より目が離せない!
※番組情報:『黒革の手帖』
【毎週木曜】よる9:00〜9:54、テレビ朝日系24局