「冬のスウェーデンは暗く寒さも厳しいので…」北国の船大工が春を心待ちにする理由
2022.03.24
世界各国の美しい港町や風景を伝える番組『港時間』。
3月18日(金)の放送では、スウェーデンのラムゾ島を紹介した。
スウェーデンの首都ストックホルムの東にあるラムゾ島。そこで造船業を営むのが、創業120年のブルームバーグ造船所だ。
代々優れた木造船を作ってきたが、今は2人のベテラン船大工が主に修理を担当。昔ながらの技術を駆使して、古い木造船をよみがえらせている。
船大工のひとりであるサーシャ・ヤンケさんは、「木造船を扱う大工は、船のすべてを知らないといけません。マストから船底までメンテナンスを行います」と話す。
海と島の国、スウェーデン。多くの島が浮かぶこの一帯は冬になると凍結し、木造船は走れなくなる。そんな時期には船を陸揚げし、乾燥とメンテナンスを行う。造船所にとって、とても忙しい季節だ。
「冬のスウェーデンは暗く寒さも厳しいので、早く暖かくなって船を浮かばせたいです」(ヤンケさん)
北国の船大工が心待ちにしている春は、間もなくやって来る。
なお、次回3月25日(金)放送の『港時間』は、アメリカ・フロリダにあるフォートローダーデールを特集。
「アメリカのヴェニス」と呼ばれる港で活躍するクルージングマネージャーを紹介する。
※『港時間』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)
※番組情報:『港時間』
毎週金曜 深夜0:15~0:20、テレビ朝日系列(※一部地域を除く)
(ABCでは毎週金曜 よる11:10~、メ~テレでは毎週日曜 午後5:25~に放送)
おすすめ記事RECOMMEND