“お笑い界をカオスにしている人”。その姿勢をオードリー若林も絶賛!「めちゃめちゃいい」
“激レア”な体験を実際にした「激レアさん」をスタジオに集め、その体験談を紐解いていく番組『激レアさんを連れてきた。』。
2月28日(月)の同番組では、「お笑い界をカオスにしている人」として、ソニー・ ミュージックアーティスツ(通称SMA)の芸人部門を総括する部長・ヒライさんを紹介する。
もともとは奥田民生、木村カエラ、Lisaなどのミュージシャンや二階堂ふみ、成田凌などの人気俳優が所属する“スタイリッシュな事務所”だったSMA。
しかし2004年、ヒライさんが過去に別事務所で芸人のマネージャーをしていた経験と、新たなことにチャレンジしていこうという社風が重なり、ほぼ妄想の企画書が採用。ヒライさんは、無理やりに芸人部門を設立させることになる。
ここでヒライさんは、ある突飛な方法で芸人たちを集結。それが、「年齢制限をなくし、事務所に入るハードルを下げることで、いろいろな芸人に所属してもらう」というもの。
このことで、時代を彩るさまざまなお笑いブームにも対応できる事務所になると確信したヒライさんだったが、やってきたのは前事務所と折り合いがつかなくなったり、怠惰でクビになったりといった“おじさん芸人”ばかりで、いつの間にかSMAの芸人部門は“おじさんの巣窟”に。
しかも、この時の所属芸人たちが、ハリウッドザコシショウ、バイきんぐ、アキラ100%、錦鯉の前身となるコンビなど、かなりの濃いメンツで…。「誰でも入れる事務所」というウワサが広がった結果、“カオス芸人アベンジャーズ”が爆誕する。
しかし当時、鳴かず飛ばずのおじさんたちがただ集まってたむろしているだけで、先行きも見えない…そんな状況を一変させるひとりの英雄が登場! それが、白塗りがトレードマークの“あの芸人”だった。
SMA第1号の大ブレイク芸人が世に出たことで、テレビ業界からも注目され、さらには常設劇場をオープンさせるなど、芸人部門に追い風が吹く。
ザコシを筆頭に芸人たちの連帯感も生まれだし、“おじさん”“裸”“スキンヘッド”など、他事務所とは違ったカラーで人気芸人を次々と輩出していった。
ヒライさん曰く「芸人が育っていくのはマネージャーの力ではなく、あくまでも本人の力と仲間との切磋琢磨。私たちは本人たちがやりやすくなる環境を作ってあげることが重要」とか。
MCのオードリー・若林はこれを聞いて、「めちゃめちゃいい社員さん」と絶賛する。
ヒライさんのサポートもあり、決してあきらめずに芸人としてのスキルを磨き続けた結果、SMAのおじさん芸人たちはみごとに『KOC』、『R-1』、そして『M-1』という、お笑い3大賞レース制覇の偉業を成し遂げた。
最近では、あえてSMAの門をたたく若手も多数出てきて…。今回は、SMA所属の人気芸人たちのコメントも満載でヒライさんの激レアな体験を紹介する。
※番組情報:『激レアさんを連れてきた。』
2022年2月28日(月)午後11:15~深夜0:15、テレビ朝日系24局(※⼀部地域を除く)
※『激レアさんを連れてきた。』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)
※過去回は、動画配信プラットフォーム「テラサ」で配信中!