特命係の動きを監視する”謎の男”(高橋和也)が登場。右京と亘はあることを直感し…
2月23日(水)、『相棒 season20』の第16話「ある晴れた日の殺人」が放送される。
出世競争に敗れ、“追い出し部屋”に左遷された広告代理店社員の刺殺体が見つかった。
足を引っ張り合う社員たちの憎悪が引き起こした事件なのか!? そして、犯人はイニシャル”T”の人物なのか!?
真相を探るため、社内の事情を調べはじめた特命係。だが、2人の動きを”謎の男”がチェックしていて――!?
◆第16話あらすじ
オフィスビルの屋上で、男性の刺殺体が見つかった。まもなく、被害者は現場のビル内にオフィスを構える広告代理店の社員・中松誠と判明。
凶器は近くに残されていた長いハサミとわかるが、指紋は残っておらず、犯人は同じく遺体のかたわらに落ちていたハンカチで柄を拭ったようだった。そのハンカチには、“T”のイニシャルが刺繡されていた…。
臨場した警視庁捜査一課の伊丹憲一(川原和久)、芹沢慶二(山中崇史)、出雲麗音(篠原ゆき子)らは腹部に複数の刺し傷があることから、被害者に恨みを抱く人物の犯行と推測。
社内の怨恨の線から調べようとするが、いつのまにか特命係の杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)が現場にいることにビックリ。
実は、出勤途中、たまたまビルの前を通りかかって事件を知った亘が右京を呼んだのだが、右京はさっそく遺留品の中にあるひとつの書類に目を留めていた。
プレゼンテーション用に作成した企画書らしかったが、破れた紙片をテープで貼り合わせてあり、その上、紙全体を丸めた形跡も残されていた。
後輩社員・山村拓也(成田瑛基)によると、中松が所属していた”新規事業開発室”はいわゆる“追い出し部屋”で、中松はかつてヒットを飛ばしたクリエイターだったにもかかわらず、同期のライバル・田川浩(白畑真逸)との出世争いに敗れて左遷されたとわかる。
現在、クリエイティブ部の部長を務める田川は、右京が遺留品の企画書を見せたところ、激しく動揺。調べた結果、田川はその企画で水増し請求を行っていたことが発覚する。
伊丹らは自らの不正を中松に告発されそうになった田川の犯行と確信するが、右京と亘はその事実とは別の真相が事件の背後に隠されていることを直感。
しかし、そんな特命係の動きを、謎の男(高橋和也)が監視していて――!?
※番組情報:『相棒season20』第16話「ある晴れた日の殺人」
2022年2月23日(水)午後9:00 ~ 午後9:54 、テレビ朝日系24局