収納王子コジマジック、天狗すぎて収入ゼロに転落!住む家も失くし“ヒモ状態”だった
過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティー『しくじり先生 俺みたいになるな!!』。
1月28日(金)の放送では、簡単な収納テクニックを伝授し、主婦層から絶大な人気を誇る収納王子コジマジックが登壇。
「超売れっ子だったのにスケジュールをきれいさっぱり片づけられちゃった先生」として授業を行い、仕事も月収も住む家も失い、ヒモ生活を送っていた“どす黒い過去”を激白した。
◆収納王子には、しくじったウラの顔があった
出版した収納本は計11冊、情報番組のお片付けコーナーでも大人気の収納王子コジマジック。
現在では日本収納検定協会の代表理事も務めているが、もともとお笑いコンビ・オーケイのツッコミ担当で、大阪時代は漫才の賞レース7冠、レギュラー本数11本、ほぼ休みなしの超売れっ子芸人だった。
デビュー後すぐに人気者となったコジマジックは、劇場に立てば「キャー!」という大歓声を浴びまくり。タバコや服などほしいものはなんでも女性ファンに買ってもらい、毎晩クラブのVIPルームで夜遊び三昧。若手時代は、まさに“夜遊び王子ゲスマジック”状態だったと明かした。
夜遊びがひどすぎて当時つきあっていた彼女にもフラレてしまったと話したところ、「彼女がいるのに遊んでいたんですか?」と、生徒役の堀未央奈からドン引きされてしまう。
◆仕事ゼロ、月収ゼロに転落
その頃、レギュラー番組を多数抱えていたコジマジックは、次第に劇場の仕事を下に見るようになり、「劇場より、テレビが優先やろ」とマネージャーに文句をいうほど“天狗”に。
ところが、調子に乗っている間にオファーが激減。気づけば、劇場で実力を磨き続けてきた吉本芸人たちに番組をとって代わられていたという。
その後もどんどん仕事は減っていき、芸歴10年目の頃ついに仕事ゼロ、月収ゼロとなり、住む家もなくなって先輩芸人・たむらけんじの家に居候させてもらうことに。当時はやることがなさすぎて、ひたすらたむらの家を片付ける日々を送っていたとか。
そんなどうしようもない状況のコジマジックに手を差し伸べたのは、夜遊びをしまくっているときにフラれた元彼女。
たむらがラジオ番組で“自宅に小島が転がり込んできた”と話したところ、たまたまそれを聞いた彼女が心配して連絡をくれたという。
彼女がコジマジックのために部屋を借りてくれ、それをきっかけに2人はヨリを戻すことに。実はその彼女こそ、現在の妻。
こうして彼は“無収入王子ヒモマジック”へと、さらに転落してしまった。
◆壮絶なプレッシャーを乗り越え“収納王子”へ!
ところが、ヒモ生活を情けなく思っていたある日、意外なオファーが…! それは「収納の本を出しませんか?」というものだった。
かつて、たむらの家で片付けに精を出していたコジマジックは、当時編み出した収納テクニックを所属事務所のホームページで連載していたのだが、そこに出版社が注目してくれたのだ。
反省しまくっていたコジマジックは「ぜひやらせてください!」と頭を下げ、ホームセンターや100円ショップに通って突っ張り棒などを買い漁り、毎日死に物狂いで収納ネタを考えたと告白。プレッシャーで円形脱毛症になってしまったと当時の苦悩を吐露した。
しかし、その努力の結果、初めての収納本は20万部超え。情報番組でも引っ張りだこになり、ちょうど“お片付けブーム”が巻き起こっていた中国でも活躍。
都内に1億円の自宅を構え、苦労をかけた妻に少しずつ恩返しができるようになったと、しみじみ自身のしくじりを振り返っていた。
今回、どす黒い過去を赤裸々に語り尽くしたコジマジック。
ところが、そんな彼の激白に、横山由依が「なんで今、言っちゃうんだろうな、と思います。言わなければ、いいイメージのままなのに…」と、素朴な疑問をぶつける場面も。
そう問われたコジマジックは、「『しくじり先生』の仕事が入ってうれしすぎて…(笑)」と苦笑。「私も教壇に立ってしゃべりはじめてから、これはマイナスプロモーションだったなと思いはじめています」と、今回の登壇をちょっぴり後悔していた。
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なお、地上波放送直後からお届けしている『ABEMA』では、この収納王子コジマジック先生の授業を見逃し配信中。また2月4日(金)は、元プロ野球選手・森本稀哲先生の伝説の授業を再びお届けする。
※番組情報:『しくじり先生 俺みたいになるな!!』
毎月第4週金曜 深夜0:50~1:20(一部地域を除く)