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30代以上の8割がなる歯周病。防ぐための超簡単“寝る前”マッサージとは?

30代以上の8割の人はなっているというデータもある、歯周病。

歯周病とは、歯垢の中の細菌が歯肉に炎症を引き起こし、やがて歯を支えている骨を溶かしてしまうという病気です。

この病気を起こすのは、「歯周病菌」という口の中のバイ菌。この菌の中には、卵の腐ったようなニオイを出すものもあるのです…。歯周病、気を付けたいですね。

さて、10月28日に放送されたビューティバラエティ番組『BeauTV ~VOCE』では、歯周病を防ぐ方法や意識すべきポイントが紹介されました。

日本歯科医師会主催の「歯の健康シンポジウム」から公開収録となったこの日の放送。番組MCの河北麻友子さんとゲストのはるな愛さんが、歯周病の気になることについて、歯科医師の武田朋子先生にたっぷりと質問しています。

武田先生がまずポイントに挙げたのは、「唾液を多く出す」ということ。

唾液には、細菌を流す効果や消毒効果もあり、唾液がたくさん出ることは、歯周病を防ぐためにとても良いことなのです。

ところが、寝ている間は唾液が出にくくなってしまうというのが実際のところ。

そこで、寝る前に唾液をたくさん出して欲しいという武田先生は、唾液を出すための簡単なメソッド(方法)を丁寧に伝授してくれました。

 

寝る前に実践!唾液を多く出す方法

唾液を出すには、「耳下腺」「顎下腺」「舌下腺」という3つの器官を刺激するのが非常に効果的と、武田先生。

寝る前にすぐ出来るというその簡単な方法は、以下の通りです。

◆あごの下の角にある「愕下腺」に親指を置く

 

◆残り4本の指で耳下腺をもむようにマッサージする

 

(そのまま4本の指を上げていけば、リフトアップ効果も期待できる!)

 

◆親指はそのまま、4本の指を唇の上に当て、皮膚の上から歯肉を押す

 

(そのまま動かして、さらにリフトアップ!)

 

◆舌下腺に親指をぐっと入れる

 

◆残り4本は下の唇に合わせて置き、皮膚の上から歯肉を押す


寝る前にこれらのセルフマッサージをすることで唾液が多く出るようになり、さらに“リフトアップ”という口もとビューティ効果も! 河北さんもはるなさんも、すぐに効果が表れることに驚き感心していました。

 

正しいブラッシング方法は、「コの字を描く」

武田先生は、歯周病の予防のためには、唾液が出なくなる睡眠の前にきちんとブラッシングすることも不可欠だと解説。

「アルコールなども糖分なので、お酒を飲んだ後そのまま寝てしまうなんてもってのほか」としたうえで、「お風呂に入らなくても、歯だけは磨いてから寝てください!」と念を押していました。

◆番組情報『BeauTV ~VOCE』(テレビ朝日)
毎週金曜深夜1時50分~(※毎月最終週は休止)、キャッチアップ動画も無料配信中