歴代「仮面ライダー」の秘話続々!菅田将暉はオーディションから「キラキラ」
小さな男の子から大人の男性まで、時代を超えて愛されているヒーロー「仮面ライダー」。途中に休止期間はあるものの、1971年の初回放送から40年を超えて放映されている大人気シリーズだ。
8月5日(土)に放送された『こんなところにあるあるが。土曜♥あるある晩餐会』には、歴代の仮面ライダーたちが大集結!「歴代仮面ライダーが大集合!今夜は仮面を脱いで禁断の裏側も答えますあるある」をテーマにトークを繰り広げた。
◆42年ぶり、「仮面ライダーアマゾン」奇跡の出演!
番組冒頭、仮面ライダーファンの来賓ゲストたちは早くもハイテンション! その理由は…「仮面ライダーアマゾン」を務めていた岡崎徹の登場だ。
なんと岡崎は『仮面ライダーアマゾン』終了後、ほどなくして芸能界から姿を消し、ファンの間では一時“死亡説”まで流れたこともあったそう。今回の同番組への出演はおよそ42年ぶりで、まさに奇跡のテレビ出演となった。
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岡崎が今回の出演を決めたのは、「仮面ライダー1号の藤岡弘、さんが出ると聞いて」とのことで、収録開始前に久しぶりの再会を果たした際は固い握手! そのシーンを目の当たりにした来賓ゲストたちは、「涙が出るかと思った」「写真撮りたかった」と大感動していた。
さらに岡崎は今回、当時『仮面ライダーアマゾン』最終回でアマゾンへ帰る際に着用していた“白いスーツ姿”で登場。「今日もアマゾンからやって参りました」という岡崎の“粋な計らい”にもファンたちは心打たれた様子だった。
◆実は“苦労人”なライダーたち
そんな岡崎が当時悩んでいたのが、「プライベートで子どもに『変身して』と頼まれる」というあるあるだ。
ある時、友人の息子に「誰にも言わないから変身して」と懇願された岡崎。「お前がいま危険にさらされていたら変身できるけど、いま怪人いないだろう」とかわすも、「本当に誰にも言わないから!」と強く懇願されてしまったという。
そこで岡崎は、何か理由をつけなくては…と、とっさに「いまベルトがないから」と言い訳。重ねて「東映の撮影所に置いてきた」と余計なことを言ってしまい、その時の悲しい顔が忘れられないと語った。
一方、半田健人が「仮面ライダー555」を務めていた当時は、ライダーグッズの普及により「ベルトがないから変身できない」が通用しなかったのだとか!
そこで、「さっき1回変身しちゃって、実は1日1回しか変身できないんだ」と実際は存在しない設定を思わず口走ってしまったのだという。
そのほかにも、命の危険を感じるほどに「撮影が過酷すぎる」というエピソードや、子どもの夢を壊す危険があるので「電車内でうっかり眠れない」などヒーローたちの苦労が次々と明かされた。
◆「変身」といえば世代がわかる?!
ライダーたちの意外な苦労や、かっこいい変身シーンなどが紹介されるなか、イケメン好きの指原莉乃(番組MC・副支配人)は、「やっぱり一番気になるのは…イケメンなこと」と発言。
たしかに歴代ライダーからは、これまで多くの人気俳優を輩出しているが、果たして彼らはどのようにして選ばれているのか?
歴代ライダーたちとともにスタジオに登場した脚本家の三条陸さんいわく、「そのとき一番旬で、時代を感じさせるかっこいい人が選ばれる」のだといい、オーディションでは「変身」と言ってもらうとその人の世代がわかるのだとか。
実際に三条さんが立ち会ったオーディションでは、菅田将暉や桐山漣、竹内涼真など、いま大活躍している人気俳優が選ばれており、なかでも菅田将暉はオーディションのときからキラキラしていたという。
また、監督の坂本浩一さんが立ち会ったオーディションでは指原の大好きな福士蒼汰が選ばれたと聞き、大興奮!「えー!見る目すごいですね!」と絶賛していた。
※番組情報 『こんなところにあるあるが。土曜♥あるある晩餐会』
毎週土曜日午後9時58分~、テレビ朝日系24局